探偵業には視野が大事。広い視点で推理力の向上を!
- 2018.12.02
- 雑記

どーも皆さんこんばんわ。
大賢者の名を騙る安楽椅子探偵
ガンダルフと申します。
探偵の持つスキルの中で
もっとも憧れるのが
あの「観察眼」!
事件の起きた室内を一瞥するだけで
何が起こったのか
いつ起こったのか
誰が起こしたのか
どうして起こったのか
全てを瞬時に理解し仮説を立てる。
か~っこいいいいい!!
そのために必要なのは何か。
そりゃ見る力でしょうよ。
見る力を鍛える意味として
情報処理のスピードと精度の向上があげられます。
ボール遊びや読み書きにも使われますし
鍛えておいて損はないですね。
日常で有効なスキルとして
よく聞くのは速読ですが
ぶっちゃけ私としては
速読に意味はないと思っております。

悪徳商法だと思ってます。
本を早く読むのに一番効果が高いのは
飛ばし読み
おススメします。
最近の本は、基本的に重要事項には
全て太文字を使うなどの工夫がしてあるため
あれを読むだけで十分です。
読んで分からない時だけ
周辺の文章を読むようにすれば
本屋に30分いれば
5冊は読めます。
というわけで今回は
見る力の一部である
「視野」
について書いてみようと思います。
そもそも視野とは
時計に視点を置いたとして
時針の中心にある黒丸に注目した際の
この見えている範囲が視野です。
赤い丸の中の時計に注目した際
他のものが何か理解できますか?
赤丸の外側は周辺視野といい
網膜の中心は感度が高いので、一点に集中できますが
網膜の周囲にいくと感度が低下し
いわゆる
「見えてるけど認識出来てない」
部分が生まれます。
そのため、感度の低い部分の感度を上げて
認識できる範囲を高める必要が出てくるわけですね~。
じゃあ鍛えるしかないってもんでしょうよお客さん!
過去に行われた周辺視野の実験により
以下の事が分かっています。
1.周辺視野は有限である
2.円形ではなく、多少左右に広い形をしている
3.注目している時間が長くなるにつれて、広がる傾向にある。
4.ターゲットの形に影響を受ける
5.中心負荷によって変化する
6.左の方に広い傾向にある
7.個人差がある。ガチで。
そして最も重要なのは
8.被験者の学習効果によって広がる
鍛えれば鍛えるほど
こうなるわけです。
別名で有効視野とよばれ
反義語で認識出来ていない部分を
無効視野と呼びます。
右脳の力が強い人は
この有効視野が広いようです。
まぁ右脳はイメージ系で使われますし
当然っちゃ当然。
しかし、推理における周辺視野とは
物事を色々な視点から見るべきという意味であり
これも鍛えることが出来ます。
よく見る速読本の中に
動体視力と周辺視野のトレーニングが載っていますが
「文章」と「環境」の視野にはそれぞれ違いがあります。
先ほどまでの解説は
文章に特化した視野についてであり
今回鍛えたい”環境を対象とした視野”は
いわゆる”視野が狭い”という話の視野です。
この場合「知っていること」が増えると
自然に無効視野を有効視野に
変えることができるようになります。
そういった意味での視野を広げることを重視して
鍛え方を書いてみましょう。
1.知らない場所を歩く
知らない場所を散歩などで歩くと、視界に入ってくるものは
全て意識する必要が自然と出てきます。
思い切って普段と異なる道を選んで学校や会社に向かうのも
たまには悪くないですよ。
2.知らない人と触れ合う
へいへい、人見知りする必要はありませんよ。
人間、基本的に「初対面の人間には、自分をよく見せたい」という心理があります。
気を付けるべきは、相手が集団でいる際です。
仲間に囲まれていることで強気になる傾向があります。
でも、たいていの場合は邪険に扱われることはありませんので
勇気を出して話しかけてみましょう。
・・・私はタバコを吸う際に、
ライター持ってるのに「ライター貸してもらえますか?」と相手の懐に滑り込みます。
秘密ですよ。
職場等で顔を広げておくと
後々いい目が見られます。
3.本をたくさん読む
視野を広げるためには知識が必要です。
相手の懐に滑り込むためにも知識が必要です。
「共通認識」は、知らない人を一瞬で味方に変えてくれます。
もちろん知識が多くなると
知ってることに注目出来るようになるため
その分視野が広がります。
色々な種類の本を手に取ってみましょう。
それこそ、先ほど書いた
”俺流速読術”で十分頭がよくなります。
4.誰かに何かを相談する
自分の考えを尊重することは大事です。
しかし、自分とは異なる目線での考え方は
まれに目から鱗が落ちるほど
衝撃的なことがあります。
視野を広げる意味では、誰かに相談することが
渾身の一手に繋がります。
知らないことを知るというのは
学生時代は好きではありませんでした。
ですが、大人になるにつれて
知ることの楽しさが高まり
目に入ること
考えること
全てにおいて
「知りたい」という欲求が高まりました。
英語を知りたい場合
喋れるようになるには
文化を理解する必要があったりもしますし。
たとえばアメリカ人は、学校で聖書を学びます。
日常会話にも出てくるほどで
ジョークとして使う人もいます。
日本人に聖書を絡めたジョークかましても理解できないように
視野を広げると
世界が広がることになるんです。
その辺についてもっと知りたい方には
コチラもおススメです。
知見を広げ、世界を広げ
推理力の向上を図りましょう。
きっと解けない謎はなくなりますよ。
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