【脳みその教科書】思い込んだら試練の道
- 2018.12.13
- 脳みその教科書

どーも皆さんこんばんわ
大賢者の名を騙る安楽椅子探偵
ガンダルフと申します。
「推理」や「考える」という事をテーマに置き
ブログを書き始めて早2週間
頭の使い方というのはそれはそれは色々あるもので
色々な方が本まで出して、「自分ならこうやる!」
を押し出してくださっています。
これまで幾冊も、それ系の本を読み漁りましたが
どの方の意見にも、共通する部分があります。
その共通点とは
「思い込みを外せ」
ということです。
どんな問題に取り組むときも
そこには何らかの「思い込み」があり
そのせいで解決策への道筋が細く険しいものにされています。
思い込みは、なにも人間だけが起こす心理ではありません。

サーカスなどで人気を博すゾウ
彼らは、多くの場合
「子供のゾウ」時代からサーカスに買われます。
理由は「教育」のため。
力の弱い子供のゾウを人間と共に生活させると
「人は危険な存在じゃない」
と学習し、人を恐ろしいものだと思わなくなります。
そしてサーカスは、ゾウに芸を教えます。
上手くいけばエサを与え
失敗すればムチを振る
成功すれば良いことがあると学び、成功の確立を上げます。
幼いころからの教育は
それだけ重要な「考え方の指針」になるのです。
サーカスのゾウがなぜ逃げないかは有名ですね。
子供のころから鎖に繋がれたゾウは
「自分には、鎖を引きちぎる力はない」
と学習し、大きくなっても
鎖が繋がれると大人しくなる
というお話です。

アレ、もうどこもやってないからな。
いまだにやられていると「思いこんでいた」方はどれだけいらっしゃるでしょうか。
動物保護の観点から、現在では前述したやり取りでゾウに学習をさせ
それ以外では檻に入れられてます。
「思い込み」
過去の経験のせいで、似ている状況に入ると
同じことが起こってしまうのではないか。
と考える。
もはや思考の檻
教育は、自分の考え方の型を作るために必要ですが
学ぶことをやめた時
その檻は「絶対に壊せないモノ」になってしまいます。
さ、壊そっか。

ビジネスに例えて見ましょう。
こんな話を聞いたことはないですか?
「商品の市場価格は、競争によって決定する」
「品質の向上を求め続けなければならない」
「チームとコミュニケーションがうまく取れる人材を取ろう」
・・・マジで?

大衆自動車の生みの親、ヘンリー・フォードは
「車が大衆に広まれば、郊外から遠く土地の安い地域にも住めるようになる」
と考え、自動車を大衆でも買える値段にブチ落としましたよ。
自動車どころか、不動産業界にまで革命を起こしましたよ。

老舗の飲食店は、品質を上げる努力ではなく
「品質を変えない」努力をしてますよ。
「昔から変わらない味」を実現するために
昔馴染みに「あぁ、あの味だ」と思ってもらうために。

チームとコミュニケーションが取れない伝説の男
スティーブ・ジョブズは言いました。
「完成図は、俺の頭の中だけにある」
傍若無人の極みだった男は、いまやIT業界の神。
思い込みの壁を越えた時
そこ残るのは、”さらなる未来”である。
IT業界のイノベーションをリードした
ケン・オルセンは
「思い込んでいいのは、一般に信じられていることは全て間違いだということだけだ」
と言いました。
そろそろあなたも
思い込みは、ぶち壊すためにあるものだ
と理解できましたか?
思い込みをブチ壊すために必要なことは
まず、自分を含めて世界中の人間が
全ての事柄においてなんらかの思い込みをしている
と理解することが重要です。

そして、その思い込みを見つけてぶっ壊すために
「そもそも」思考に入りましょう。
「そもそも掃除機は、なんでこんな形をしているんだ?」
がダイソン。

「そもそもケチャップは、ビンである必要があるのか?」
がカゴメ。

「そもそも、オムライスはスプーンで食べるべきだと思っているのか?」
がスキマナース。

また、自分が従わされている原則などを
破ってみるとどうなるか
反対の事をしたら、どうなるか
一つづつ考えてみましょう。
アップルパイを、逆さまに焼いたらどうなるか
で有名なタタン姉妹は
タルト・タタンを名物にパイ業界の頂点に躍り出ましたね。

また、状況を単純化したり
問題を違う言葉で言い換えてみるのも良いことです。
重要なのは、考え方の角度。
新たな視点を、手に入れてみませんか?
以下は、新たな視点トレーニングの方法
水平思考の解説本と実践本です。
解説本
常識とかいうふざけた幻想に
強力なパンチをくりだしましょう。
きっとあなたを救ってくれるアイデアが
出てくるようになります。
水平思考と言ったらこの人
ポール・スローン!
様々な例題を提示して
あなたの考え方の盲点を見つけてくれます。
お役に立てれば幸いです。
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