世界の未解決事件:フランクフォード・スラッシャー

世界の未解決事件:フランクフォード・スラッシャー
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どーも皆さんこんばんわ

大賢者の名を騙る安楽椅子探偵

ガンダルフと申します。

 

いや~クリスマスですね~

クリスマスの何がいいって、「翌日に安くチキンとケーキが食べられる」以外にないでしょう!

本日この日までパティシエ達が精魂込めて作ったケーキが、たった一日過ぎただけで価値を失ってしまうという異常経済のたまものですな。

あと数時間でケーキバブルが弾けると思うと、笑いが止まりません。

それ以外?なにかあるんですか?

 

さて、今日ご紹介する迷宮入り事件はコチラ

 

フランクフォード・スラッシャー

 

ペンシルベニア州のフィラデルフィアのフランクフォード・ストリート周辺にて起こった連続殺人事件です。

1985年から1990年までの間に、「熟女」を対象とした犯行が続けられます。

第一の事件は1995年8月

ヘレン・ペアテントという52歳の女性がナイフでめった刺しにされた状態で、全裸で発見されています。

その刺突回数なんと19回。

想像してみてください。人間の体に19回も深くナイフを刺し続けるという行為。

肉の筋切りやってんじゃないんだから。 

 

また、遺体は腹をザックリ割かれて内臓が飛び出していました。

 

次の事件は1986年1月

アンナ・キャロルという68歳の女性が自宅で遺体となって発見。

今度は刺突ではなく、6回長く切り付けられた状態で、アソコから胸にかけて大きく切り開かれていました。

 

この年のクリスマスには、スーザン・オルゼンという女性も刺し殺されており、この頃からマスコミはこの謎の犯人を「フランクフォード・スラッシャー」と名付けました。

 

次の殺人は翌年1987年1月

今度の被害者はジャンヌ・ダーキンという28歳の若い女性で、今度の刺突回数は、なんと驚異の74回。

下半身を露出する形で発見されます。

去年からカウントして月1ペースでの事件が発生し、人々は恐怖で顔が引きつったでしょう。

しかし、フランクフォード・スラッシャーの犯行と思われる事件は、これ以外行われませんでした。・・・年内では。

 

1988年、 マーガレット・ヴォーン という66歳の女性が29回の刺突により殺害。

この事件から、風向きが少々変わります。

なんとマーガレットは前日に、メガネの白人男性とバーで飲んでいた姿が目撃されていたんです。

 

この後の事件でも、目撃証言は続きます。

翌年1989年1月

テレサ・シオティーノという30歳の女性が、ソックス以外脱がされているという何ともフェチ全開な状態で25回刺されているのを発見。

この女性も、前日にメガネの白人男性と会っていたそうでした。

 

翌年4月

キャロル・ダウド45歳が26回刺され、腹部が切り開かれた状態で発見。

この女性も前夜、メガネの白人男性との目撃情報がありました。

 

さぁ、逮捕のお時間です。

キャロル・ダウドの事件捜査中、近くの魚市場の従業員レオナルド・クリストファーが容疑者として検挙されます。

もちろん中年でメガネの白人男性。

彼が検挙された理由は「証言に疑わしいところがあったから」と「キャロル・ダウト殺害の日、近所で目撃証言があったから」

これだけです。

現場から彼に繋がる証拠が見つかったわけでもないです。

・・・警察のやり口が怪しすぎる。焦り過ぎた結果でしょうか。

クリストファーは終身刑を言い渡されます。

 

 

 

 

んでもって、とどめ。

1990年9月6日 ミシェル・デナー30歳が同様の手口で殺害されます。

彼女も白人男性との目撃証言がありました。

もちろんクリストファーは獄中。

 

この事件を最後に、フランクフォード・スラッシャーの犯行は終わります。

クリストファー自身は投獄されたま;ま 、出されることはありませんでした。

 

プロのプロファイラーの意見では、ナイフは男性にとってペニスの象徴だそうです。

ペニスが使えずセックスが行えない環境は「倒錯」を起こしやすいようで、ナイフを使った殺人鬼の犯行は、20世紀に多く見られました。

チンコの代わりにナイフで突きまくるとか、頭おかしいんじゃねぇの?

って人を刺してる時点で頭おかしいのか。

「刺突回数は憎しみや恨みの大きさと比例する」という考えもありますが、今回のパターンではおそらく無差別殺人のため当てはまりにくいでしょう。

もし、”会ったその日に恋に落ちられる”のなら別でしょうが。

 

 

殺人鬼の思考は、行動と言動から読み取るしかありません。

本当のところなんて、だれにもわからないんですから。

 

これも有名なノンフィクションのお話

殺人鬼ゾディアック・・・何者なのでしょうか。