プロファイリング概要②:FBIのプロファイリング方法とは

プロファイリング概要②:FBIのプロファイリング方法とは
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どーも皆さんこんばんわ

大賢者の名を騙る安楽椅子探偵

ガンダルフと申します。

 

前回は、プロファイリングの生まれた理由について書きました。

今回はその続きから。

まだの人は、コチラから前記事を見てもらえるとスムーズに読めると思います。

 

さて、FBIが行った連続殺人の調査ですが、実は現代ではなんてことありません。

ビッグデータによる分析です。

 

FBIのプロファイリング方法=ビッグデータ

私自身、以前は人工知能開発のブログを立ち上げるほどハマりまして、ビッグデータにはお世話になりました。

FBIは過去の連続殺人に関するデータを収集し、データベースに落とし込みました。

既に逮捕されているシリアルキラーおよび、”被害者ー加害者関係”のない性的殺人者、合わせて36名の緻密な情報を集めたのです。

大きく分けて”現場情報”と”犯人の特徴”の二つ。

 

”現場情報”とは

凶器は現場にあらかじめあったのか、それとも用意したのか。

いきなり殺したのか、会話などがあったのか。

被害者の着衣や体の様子はどうか。

このような情報です。

”犯人の特徴”とは

年齢や職業、出身地、過去に訪れたことのある土地、学歴、病歴、結婚の有無、髪形、体質・・・

 

両件合わせて190件ほどの項目を細かく調査します。

ココから得られる結果により、犯人は分類されます。

 

秩序型か無秩序型

前項で収集されたデータを分析し、FBIは「一見多様な犯行でも、犯人の行動は2タイプに分けられる」と導き出します。

それが”秩序型”か”無秩序型”か。

 

秩序型の特徴は

  • 計画的な犯行
  • 面識のない人間が対象
  • 被害者と意図的に会話する
  • 現場はキレイ
  • 被害者を服従させる
  • 殺害前にレイプする
  • 遺体を隠ぺいする
  • 証拠などは現場に残さない
  • 被害者や遺体は後に移動させる

 

無秩序型は

  • 成り行きで犯行におよぶ
  • 面識ある人を狙う
  • 被害者と会話は避ける
  • 現場は乱雑
  • いきなり攻撃
  • 拘束はしない
  • 殺害後に遺体をレイプする
  • 遺体は放置し、隠さない
  • 現場に証拠を残す

 

秩序型はキレイ好き。計画通りに事を運び、全体的に統制がとれる「夜神月(やがみライト)」系。

無秩序型は粗暴。自分の衝動に弱く、行き当たりばったりな犯行を行う「両津勘吉」系。

 

また、ここから人物像としても2パターンに分かれることを突き止めました。

人物像における秩序派と無秩序派

秩序型は

  • 知的水準は平均以上
  • 社会性が高い
  • 外見はしっかりしてそう
  • 性的能力は正常
  • 兄弟の中では年長者
  • 父親は安定した職についてる
  • 子供のころ、しつけには一貫性がなかった
  • 感情をコントロールできる
  • 犯行時、酒を飲んでいる
  • 状況的なストレスに弱い神経質
  • 結婚している
  • 整備された車がある
  • 行動範囲は広い
  • 自分の起こした事件の報道に注目している
  • 事件後転居・転職している

 

無秩序型は

  • 知的水準は低め
  • 社会的に未熟
  • 外見はだらしない
  • 性的能力がない
  • 兄弟では弟タイプ
  • 父親は安定していない職が多い
  • しつけは厳しかった
  • 感情が不安定
  • 犯行時、飲酒はほとんどない
  • 薬物乱用がありえる
  • 精神疾患がある
  • 状況的ストレスには強い
  • 1人暮らし
  • 犯行現場の近くに住むか働いている
  • 行動範囲は狭い
  • 事件報道に無関心
  • 事件後に、行動が大きく変化する(アル中、薬物、宗教等)

 

前回お話しした通り、警察の操作方法には限界があります。

そのため、現場を見れば犯行のタイプを絞り込めるというこの試みは、画期的なことでした。

 

プロファイリングの例:サクラメントの吸血鬼事件

 

FBIがプロファイリングしたケースで有名なのがコレ

サクラメントの吸血鬼

1977年12月~1978年1月の二か月間で行われた計六名が殺される連続殺人

1977年12月29日に、 51歳のエンジニアであるアンボローズ・グリフィンが、自宅のドライブウェイに停めた車から買い物袋を持ち、家に向かって歩き出した瞬間、彼の家の前を車で通り過ぎざまにライフルで射殺されます。

同日、 付近の少年らが「当たらなかったが、車の男に発砲された」と証言し、警察は「愉快犯目的の若者が犯人ではないか」とみた。

翌年1月23日に、 同じ現場付近の家に不法侵入し、22歳のテリーザ・ウォーリンという女性に4発の銃弾を叩き込み殺害。

遺体は廊下jを引きずってベッドルームへ運ばれ、台所の包丁で胸を深く切り開き、内臓を取り出して部位ごとに分け、めった刺しにします。

また、室内はゴミが散乱し、付近にあったヨーグルトの空き容器を使って血を飲んだ形跡がありました。

1月27日にはウォーリンの近所にあるエヴリン・マイロスの家で同様の事件が発生。この事件では、そのとき偶然現場にいた友人男性、5歳の子供が殺害されており、2歳の子供は連れ去られ、後に遺体で発見されます。

 

この事件を解決に導いたのが、FBI式プロファイリングです。

皆さんもこれまで学んだことを踏まえて、犯人の年齢、性別、日常の所作などを予想してみてください。

次回に続きます。

 

この本はマジで有能。

興味あるなら一読をおススメします。


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