初対面と仲良くなるには?友達の作り方
- 2019.01.01
- 脳みその教科書

どーも皆さんこんばんわ。
大賢者の名を騙る安楽椅子探偵
ガンダルフと申します。
いや~あけましたね~。
あけちゃいましたよ。
ま、あけちゃおうがあけちゃわなかろうが、淡々と日々積み上げてゆく私には関係ございません。
そういえば先日、私の古い友人が「大人になると友達が出来ない」と嘆いていました。
友達の作り方ってどうやるんだろうか。と小学生時代を思い返そうとしました。
苦痛でした。
かねてからこのブログでも言っている通り、人間には二面性や三面性があると私は考えています。

基本的に表に出すのは、外用の自分。
人にやさしく、当たり障りなく、慎ましくしている。
なんて方も多いんじゃないですかね。
小学生時代はこの多面性がまだ薄く、コイツと仲良くなりたいと強く思ったら「友達になろう」と言えていた気がします。

言える?「友達になろう」って?
言えないという人も、波長の合う人と気が付いたらいっつも一緒に行動してた。なんてことはあるんじゃないですか?

人が良く言うこの「波長」ってなんでしょうか。
俺は別に震えてないし。相手も震えてないし。
同じ震え方をしていることを「波長が合う」と形容しているわけですが、簡単に言うとそれは”出身地”であったり、”好きなアーティスト”であったり、”好きな映画や漫画”、”ファッション”etc…
つまりは共通点
これは心理学用語で「ラポール」と呼ばれます。
意味は「こころの架け橋」

そういった共通点がこころの繋がりを生み、人間関係の土台として積み上げられるもの。
人は他人と違うことを恐れていますが、逆に言えばそれは共通点を見つけるだけで安心できるということ。
それなら、単純な話
”友達作りたいなら共通点を探せ”ってこと
初対面の人と仲良くなりたい場合、どうすれば共通点を見つけられるでしょう。
いろいろな箇所に目線を向けて、自分との共通点を探しましょう。
これは、”カンバセーションオープナー”に使うため。
会話の入り口です。

「あぁ始めまして。その靴○○のヤツですよね?好きなんですよ。」
ってやつ。
なんてのをオープナーにして、会話を発展させます。
他にも

「なにかお困りですか?」

「そのキャップ、ゼルダの伝説ですよね?」

「調べものですか?保健体育の参考書ならコチラに・・・」
まったく見つからなくても問題なし。
初対面の人には、多くの人が「良い人に見られたい」という働き、それなりに気を使ってくれます。
向こうからオープナーを切ってくれるのを待つのも一手。

会話が出来るようになったら、相手の内面から共通点を探します。
相手に安心感を与えるのが目的なら、共感を覚えたところで相手の話に「わかります」「そうっすよね」とキチンと相槌を打ちましょう。
相手の話がノッてるときは”うなづき”だけにして、話の流れを切らないように。

会話で重要なのは、言葉ではなく裏にある「感情」
言葉に「そうですよね」と理解を示すより、感情に理解を示すこと。
会話の内容はもちろん、トーン、声量、身振り手振りなどからも感情は読み取れます。

友達作りでやることはコレだけ。
一回のコミュニケーションで、3回くらいは共感を得られるようにしています。
重要なのは2回目、3回目と会う回数が多くても、”スタンスが変わらない”こと。
2回目でキャラクターが全然違うと、”不安感”を生みます。
友達が出来ると、行動範囲が増えます。
知らない考え方を知ることが出来ます。
多く作る必要はありません。
大事なことは、深く関われる関係。
その深いところで共通点が見つかれば、そいつといる時は楽しい時間を過ごすことが出来ます。
コツは焦らないこと。
長い時間が必要になることを覚悟しましょう。
「運命の人とスグに出会いたい」とかほざく奴もいますが・・・
運命の人は作るもんです。
その人との関わりが、その人を「特別な人」にします。

さぁ恐れず友達狩りに出かけましょう。
参考書もいっぱいあるんですね。
確かに学校で、友達の作り方を教わったことはありませんでした。
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