メアリー・ベル:イギリス生まれの小学生殺人鬼、その背景と現在に迫る

メアリー・ベル:イギリス生まれの小学生殺人鬼、その背景と現在に迫る
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どーも皆さんこんばんわ

ゲーム探偵でおなじみ、ガンダルフと申します。

 

幼い時の記憶って、ありますか?

私の一番最初の記憶は、カトリック系幼稚園に通っていた頃です。

 

シスターの一人に、「その被り物の中はどうなってるの?」と聞いたところ

「ツルッツルの丸坊主よ」と答えられ衝撃を受けていたことを鮮明に覚えています。

 

後日こっそり確認したときはフッサフサだったので、幼いながら「だまされた・・・」と感じていたことも今では懐かしい思い出。

 

今でも園の間取りなどは思い出せるんですが、それ以外の記憶は特になく。

まだ知らないことが多すぎた事が、記憶の定着に影響しているんでしょうか。

 

というわけで、今日は脅威の小学生サイコパスのご紹介

 

メアリー・フローラ・ベル

(1957年5月26日~)

 

幼少期

メアリーの母親は、17歳の未婚で彼女を産みました。

母親は出産後にメアリーの父親と結婚しましたが、それが家族の幸せを保証してくれるわけでもなく・・・。

父親は失業を繰り返し、時には逮捕され、母親は母親で、売春婦として仕事しており、頻繁に家を空けてグラスゴーへ仕事し行きます。

母は中絶医院へ通っては、外で出会った女性に度々「この子を差し上げます」とメアリーを捨てる気満々。

結局誰ももらってくれないため、5歳のメアリーに男性との性行為を強要させていました。

 

彼女の通う学校がある地域は、家庭内暴力と犯罪行為がありふれるほど経済的に落ちぶれており、結果として学校で暴力事件や盗難などの事件を起こしても、だ~れも注意しません。

彼女自身、慢性的な嘘つきで暴力的な子供であり、日頃から「私は人を殺した」などと言っては注目を集めていました。 

 

前兆から殺人まで

メアリーの殺人には、前兆があったようです。

1968年5月11日、メアリーはノーマ・ベルという友人と2人で、3歳の男の子と遊んでいました。

その時、男の子が転倒して重症を負っているという記録が残っています。

もちろん、事件性は無いとされました。

また翌日、3人の娘を持つ母親が、警察に対し「メアリーが子供を窒息させようとした」と伝えており、メアリーは警察から調査されましたが、起訴はされませんでした。

 

そしてメアリーの誕生日前日、5月25日

古い空き家で遊んでいた2人の少年が、2階で横たわっているマーティン・ブラウン(4歳)の遺体を発見し警察に通報します。

メアリーとノーマもこの時、少年2人を追いかけて遊んでいたようでした。

結局マーティンの遺体に明らかな死因は見つからず、遺体のそばにあった薬瓶から錠剤を飲み込んだとして、事件にはなりませんでした。

 

この事件、実はメアリーが真犯人

 

マーティンの首を締め付けて窒息死させた事が、後になってわかりました。

子供の力で締め付けたため、圧迫痕が残らなかったようです。

マーティン・ブラウン(4歳)

 

マーティンの死因は不明とされて、メアリーは怒り狂います。

後になって近隣の保育園に侵入して荒しまわった後、4枚のメモを現場に残します。 

“I murder so THAT I may come back”

(私は人を殺した、また帰ってくる)

“fuch of we murder
watch out Fanny and Faggot”

(~意味不明~ ファニーとファゴットに気をつけろ)

“we did murder Martain brown
Fuck of you Bastard”

(私はマーティン・ブラウンを殺した、このクソ野郎)

“You are micey
y Becurse
we murdered
Martain Go
Brown you Bete
Look out THERE
are Murders about
By FANNYAND
and auld Faggot
you Srcews”

(~もうどこで切るのかもわからん~・・・お前はどん詰まりだ)

 

ってところでしょうか。

文法もおかしく理解不能でしたが、メアリーは11歳なのでわざとだと思います。

・・・そこまで教育レベルが低い地区だった可能性も・・・

 

しかし警察は、保育園荒らしとメモを”子供の遊び”とみなし、注目しませんでした。

 

メアリーはその後も、学校内で殺人現場の絵を描いて友人に見せたり、被害者の家族を罵倒し続けていましたが、もともと強烈な虚言癖の持ち主だったので、相手にされませんでした。

 

2人目の殺人

1968年7月31日

パットという女の子が、兄弟のブライアン・ハウ(3歳)を探して近所を歩き回っていました。

メアリーは友人ノーマと共に、少女に手伝いを申し出ます。

もちろん犯人はメアリー

 

 

周辺にいないことを既に知っていたメアリーは、少女を数週間前にマーティンが死んでいた廃屋に、バレないように誘導。

メアリーは、「廃屋のコンクリブロック裏で遊んでるかもしれない」と主張します。

もちろんブライアン・ハウの遺体がそこにありました。

 

ブライアンは首を絞められて殺されており、身体には、カミソリで掘られた「M」のマークがありました。

他にも睾丸の一部が切り取られていたり、遺体をもてあそんでいたようです。

 

この事件により、「先日のマーティン殺害も事件なのではないか」と見た警察は、彼の首にわずかながら絞められた跡を発見。

微弱な痕跡から、少年犯罪の可能性が浮上します。

 

メアリーにも疑いをかけられますが、圧倒的ウソにより捜査を混乱させます。

 

しかし、ノーマの証言から「反抗の経緯」や「証拠の隠し場所」が特定され、メアリーは逮捕されます。

 

逮捕後のメアリー

 

取調べの間、メアリーはずっと暴力的な発言を繰り返し、パットを兄弟の遺体まで導いたのも「発見するところを見たかったから」と証言しています。

 

1968年12月17日、メアリーは故殺(意図的に殺した)の罪として有罪判決を受け、刑務所に収監されます。

 

しかし、ただでは終わりません。

1977年に仲間を伴い刑務所を脱走。

成功したかに見えましたが、3日後に逮捕されました。

この間に、メアリーは子供を身ごもります。

 

 

メアリーは獄中出産した後、刑務所で1980年まで過ごし、5月14日に出所。

その後は更正プログラムの適応により、名前を変えて人生を送っています。

 

しかし衝撃の事実。

1998年に子供が成人したことを機に

名前を元の「メアリー・ベル」に戻します。

そしてなんと

1998年に自伝出版

日本語翻訳もされています。

商魂逞しいとは、このことですね。

 

まとめ

メアリー・ベルとノーマ・ベルは、同姓の他人ですのでご注意ください。

ノーマはメアリーと常に共にいたようです。

虚言癖やメモなど、注目を浴びたい子供のよくやる手口をふんだんに盛り込んだ事件。

ノーマを同伴して事件を起こしているのも、力の誇示が目的だと思われます。

「私には、人には出来ないことが出来るんだ」

サイコパス特有の”神のコンプレックス”を爆発させまくり。

 

幼いってのは、時に罪なんですねぇ。


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