サイコパスより危険度:大!「サヴェッジ」の持つ特徴と危険性について解説!
- 2019.02.02
- 雑記

どーも皆さんこんばんわ
ゲーム探偵でおなじみ、ガンダルフと申します。

このブログでも多く取り上げてきた、サイコパスという存在。
100人に1人は紛れ込んでいるというその破綻した人格は、人に強い影響を及ぼす危険性があることは既にご存知のことかと思います。
しかし、世の中にはサイコパス以外にも危険と呼ばれる存在がいます。
それが「サヴェッジ」
2019年現在ではあまり認知されていないであろうこの存在について、今回は掘り下げていきたいと思います。
サイコパスに並ぶ危険人物、サヴェッジの紹介
サヴェッジとは

歴史的にさまざまな意味があるサヴェッジという言葉。
中世フランスで使われていた「sauvage」という言葉があります。
意味は「野生」
もともとラテン語で「silvaticus」
「森の」とか「林の」という意味を持つ言葉が語源で、「原始的で野蛮な民族の一員」という定義に近いものがあります。
西欧諸国では昔、発展途上国のことを指して「sauvage」が使われていました。

つまりサヴェッジとは
「残酷で猛々しい人物」
「教養に欠け、品行を無視するほど無頓着な人物」
というのがふさわしいと考えます。
サイコパスとの違い

サイコパスの持つ特徴は以下のように挙げられます。
- 極端な冷酷さ
- 無慈悲
- エゴイズム
- 感情の欠如
- 結果至上主義
人間は社会性を持つことで文明を持ち、活動範囲を広げた経緯があります。
理性を保ち、野生を内側にしまい込んでいったことにより、文明は発展を遂げていきました。
しかし、その中でも暴力事件により他者を傷つけたり、人を騙して思い通りにコントロールするようなサイコパス的存在も、多数生まれています。

つまりサイコパスは「思考によって人に害をなす」存在
そしてサヴェッジは「暴力によって人に害をなす」存在
と言い換えることが出来ます。
サヴェッジを恐れるべき理由

動物が暴力的な側面、つまりサヴェッジな側面を見せるときは
捕食か自己防衛
それだけです。
生きるために仕方が無く取る行動です。
しかしこのサヴェッジという存在は、別に命の危険があるわけでもないのに

感情に任せて人をぶん殴ることが出来ます。
多くの人は、暴力をふるえる状況にいたとしても、法律や社会的ルールに則り実行することはありません。
そんな中、自分の野生が赴くままに人を物理的に傷つける存在が、現代社会に確かに存在しているんです。
サヴェッジの例

河瀬駅前交番警察官射殺事件という痛ましい事件がありました。
19歳の交番勤務だった警官が、教育係の巡査部長を
頭部と胸部に背後から2発発砲
・・・こいつ漫画の読みすぎ。
確実に息の根を止めるべく、「脳と心臓」に各一発ぶち込むという漫画知識をバリバリ使って先輩警官を撃ち殺しました。
発砲の理由は、「怒られた」「嫌がらせを受けていると思った」
警視庁によれば、「警察官が貸与された拳銃で同僚を射殺した事件は初めて」という前代未聞の大事件です。

社会性を顧みず、感情に任せて暴力を振るう。
このクソガキが持つサヴェッジ的性質が引き起こした事件です。
まとめ

サイコパスが、嘘をついたり人を顧みない振る舞いをしている中で
物理的に人を顧みない恐ろしい存在
それがサヴェッジ
マーベルで例えると
トニー・スタークはサイコパス
ハルクはサヴェッジ
ってとこでしょうか。
また、創作の面で新たな可能性が見えてきたことが嬉しいですね。
・・・絶対に会いたくはないですが。
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