ジョンベネ殺害事件:美少女コンテスト一位の少女を襲った狂気を探る。※閲覧注意【世界の未解決事件】
- 2019.02.13
- サイコパス名鑑

どーも皆さんこんばんわ
ゲーム探偵でおなじみ、ガンダルフと申します。
1996年、何してたか覚えてますか?
私は、当時7歳ですね。
近所のおばあちゃんがやっている”そろばん教室”に通ってたかな。
人によっては”まだ生まれてない”なんて事もあるでしょうね。
いや~、歳取るはずだわ~。
今日は、1996年から現代に至るまで延々と捜査が続けられている未解決事件について。
ジョンベネ殺害事件

被害者:ジョンベネ・パトリシア・ラムジー(6歳)
1996年12月26日、クリスマスの翌日にコロラド州で起こった、アメリカでも超有名な未解決事件
家庭環境

ジョンベネは、コロラド美少女コンテストにて何度もグランプリである「リトル・ミス・コロラド」の称号が与えられるほど可愛い女の子。

父はロッキードの子会社を経営し、全米で1%しか存在しないレベルのセレブな家庭に生まれ、マスコミを賑わすには十分な素材たっぷり。
母も元ミス・ウェストバージニアとして活躍していた過去があり、本当は全米一位のミス・アメリカを目指していましたが夢叶わず。
娘に思いを託し、美少女コンテストへ送り出していたようです。

3歳上に兄が1人いました。兄の詳細はほとんど明かされていません。
事件概要

1996年12月25日、ジョンベネとその家族は、友人であるホワイト弁護士の家でクリスマスパーティーをしていました。
当日朝にはサンタから自転車をプレゼントされ喜んでいたジョンベネは、帰りの車内で眠ってしまい、父がベッドまで抱きかかえていったそうです。
事件はその10時間後
12月26日の午前5時52分、ボルダー警察署にジョンベネの母から「脅迫状があり、娘が誘拐された」と通報が入ります。
脅迫状には「SBTC VICTORY」と書かれていると電話で伝えられ、意味は分からないままに警察は捜査本部を設置。
駆けつけた警察は、事情聴取により母から
「夫のシャワー音で目が覚めた」
「一階に降りると、階段に脅迫状があった」
「娘が部屋にいないことから、警察へ通報した」
と聞き出します。

置かれていた脅迫状は、黄色いメモ用紙に手書きで
「警察には連絡するな。午前8時から10時ごろ連絡する。
警察に連絡したら娘を殺す。11万8千ドルを用意しろ」
と書かれていました。
この11万8千ドルというのは、父のボーナスと金額が一致。
中途半端な金額で、ボーナスと一緒なんてとても偶然とは考えられません。

その後、父は警察と共にジョンベネの部屋を捜索しますが、父は床に転がった衣類を取り上げたり、ベッド下を覗き込んだり、現状維持なんて知ったこっちゃなしの行動。
警察も注意せずいたところ、通報から40分後に二組の友人が家に駆けつけます。
どうやら母親が連絡したらしく、一組は昨夜のクリスマスパーティーで一緒だったホワイト弁護士。もう一組は、三日前にホームパーティーで一緒だった医者のファニー夫婦。
なぜこの二組に連絡をしたのか語られることはなく、男手で家中の捜索を開始します。

なんてったって、近所から「ドリームハウス」と呼ばれるほどの代豪邸。部屋数は15もあるってんですから、手分けはするべきでしょう。
友人のホワイト弁護士は地下室の捜索に向かいましたが、その際に「半地下室」だった部分の窓ガラスが割れている事に気がつきました。しかし、暗いため奥へは入らず引き返す事に。
午前7時には兄も起こし、ホワイト弁護士の家に預けることになりました。その際、警察から兄から聴取したいという願いを家族は頑なに拒んでいます。

午後一時まで粘りましたが、犯人からの連絡は来ず。
再度手がかりを探すよう警察から言われた家族と友人たちは、もう一度家中を探索に向かいます。
ホワイト弁護士と父は、父の提案で地下室の捜索からスタート。
その際に、先ほどの”窓ガラスの件”について尋ねたところ、「今年の夏に鍵をなくしたため、窓を割って入った」と父から証言が出ました。
なら問題は無いだろうと思った矢先に、最初の捜索では引き返したため調べていなかった地下室の奥へ向かうと

白いシーツに包まれたパジャマ姿のジョンベネの遺体がありました。
細いナイロン紐を折れた筆に括りつけた凶器により、絞殺。
テープで口を塞がれていたことから、叫ばないように処置されていたようです。

その後の現場検証で
キッチンに、脅迫状と同じメモ紙が普通にありました。
メモには「Mr and Mrs I」という書き込みがあり、途中で止まっていました。
家政婦の証言では、母はジョンベネの「お漏らし癖」にほぼ毎日のように激昂していたと証言を残しています。
遺体検証
ジョンベネの遺体から出てきたのは
- 死因は紐による窒息死
- 頭部に二度殴打した跡
- 頭蓋骨即頭部にヒビ
- 左手にはピンクで書かれたハートマーク
- 爪の中にジョンベネ以外の者の皮膚片
- 遺体から数人分の体液、指紋
- 口のテープには、当日母が着ていた服に似た繊維が付着
- 生前から、長期にわたり何度もレイプされた形跡
という異質なものでした。


関係者全員の筆跡とDNAの採取を行いましたが、皮膚片と合致する者はおらず。遺体発見時に関係者がジョンベネにすがり付いていたことから、体液と指紋は役に立たず。
母は服を警察へ提出することを拒みました。
ジョンベネの下着に付着していた体液もあり、どうやら唾液らしいことがわかっていますが、関係者のDNAとはやっぱり一致しませんでした。

その後家族は、自分たちに容疑が向けられていた事からか、捜査協力を拒否。
仕方が無いので脅迫状に着目し、「女性の筆跡らしい」ということと、「高学歴であると思われる」事がわかりました。
頭部の傷は、キッチンにあった懐中電灯と形が一致したことが判明。

しかし、中の電池までくまなく指紋がふき取られていました。
・・・
え?これ内部犯行ちゃうのん!?
脅迫状も3枚、385ワードも書き込まれて、スグに逃げなきゃ行けないヤツの書いたものにしては長すぎ。

スペルをわざと間違えているのか、英語ネイティブじゃない事を印象付けようとしている節がある。
・・・もしくは子供?
母の通報の録音音源を解析したところ、部屋には3人いたことが指摘されていました。
受話器が完全に切れる前に、父の「We are not talking to you」(お前に話ているんじゃないよ)という声と、母が家の誰かに向かって「What did you? Help me Jesus」(何をしたの?ああ、神様)と言う動揺した声と、兄バークと思われる男の子が「What did you find?」(何を見つけたの?)と訊ねている声が検出されました。
君、寝てたんちゃうんかい?

また、ジョンベネが最後に食べたのはパイナップルだったという事が明らかになっていますが
前日のパーティーにパイナップルは出ていませんでした。
しかも、キッチンにはパイナップル入りのボールがあり、そこからジョンベネ、母、そして兄の指紋が検出されています。
だから君、寝てたんちゃうんかい?

そして2016年、事件から20年経ったということでジョンベネ事件の話題が持ち上がった際
兄はテレビ出演を承諾、インタビューを受けています。
脅迫状も、凶器のロープも懐中電灯も、ぜ~んぶ家の中。
後の調査により、地下室の窓ガラスの角にクモの巣が張っており、そこを通って侵入するのはちょっと難しいという話も出たり。
子供なら通れたんだろうか・・・。

その後も長期間、複数の容疑者をDNA鑑定しましたが、真犯人は未だ現れず。
母も2006年に卵巣がんで死去しており、事件は未解決のまま現在に至っています。
まとめ
2019年1月に、児童ポルノ所持の罪で服役中だったゲイリー・オリバ(54歳)が、同級生だった友人に宛てた手紙の冒頭で
「ジョンベネの美しい顔、輝くように美しい肌、女神のような素晴らしい体を一目見て、他の子どもたちを殺害した私が間違っていたことを悟った。しかしアクシデントによって、ジョンベネは死んだ。それは私の責任だ」
「ジョンベネを脱がし、頭を割って、死なせてしまった」
と書いていたことから、また話題が沸騰したため今回の記事を書くに至りました。
この手の事件では、「有名人になりたい症候群」がスグに出てくるので、眉に唾つけて騙されないようにしつつ調べる必要があります。
証拠は全て家族のDNAと一致せず、また家族は何かを隠している。
特に兄について。
つまり、兄の友人がジョンベネレイプ及び真犯人ではないか。
大富豪の家の友人なら、それなりのレベルで家族付き合いがあったんでしょう。友人宅は仕事関係での重要人物だったり。
事件当時は兄も9歳でした。
何を隠さなければならないのか、それなりに物事は分かっているはず。
俺が9歳の頃なんて、近所のアパートの紙ゴミの日に
こっそりエロ本もって帰ったりしてましたよ。
友達を家に呼んで、レジェンド気取ってましたよ。
・・・後ほど姉にバレましたが・・・
というわけで、私としてはジョンベネ殺害の真犯人より
思い出のエロ同人誌
「プリティーサミーにベッドでこっそり○○されちゃったヤツ」
を捜索しています。
情報提供、お待ちしております。
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