RIVEN:待望のMYST続編が、またもや客を盛大に置いてけぼりにする。【ゲーム探偵が選ぶおススメ謎解きゲーム】

RIVEN:待望のMYST続編が、またもや客を盛大に置いてけぼりにする。【ゲーム探偵が選ぶおススメ謎解きゲーム】
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どーも皆さんこんばんわ

ゲーム探偵でおなじみ、ガンダルフと申します。

 

ネタバレってのは謎解きモノにとって

大罪

新鮮な驚きと、自力で解いた感動、爽快感を全て奪ってしまう、絶対に遭ってはならないこと。

 

バレ・即・斬

をモットーにこれまで生きてまいりました。

 

しかぁし!!

今日のゲームをご紹介するためには、以前このブログでもご紹介した

「MYST」のネタバレをせねばなりません。

 

ホントーに、ホントーに大丈夫ですか?

これ以上進んでしまって大丈夫ですか?

 

・・・あ、プレイ済みですか。

かしこまりました。それでは参りましょう。

  

では今回ご紹介したいのはコチラ

 

RIVEN~リブン~

500万本セールスの大ヒット作「MYST」待望の続編

 

前回エンディングを迎えた部屋から物語が始まります。

 

 

なぜMYST島に放り込まれたのか分からないまま、シーラスとアクナーに利用されたプレイヤー。

無事2人の父アトラスを救い出し、陰謀から逃れた後

 

ほったらかしにされてます。

 

自分の世界に帰る方法もわかんない。

「ならMYST島いなよ~。」とばかりにあのクッソ狭い島に放置。

たぶん、ひたすらプラネタリウムで星を眺めて、時間を潰したんでしょうね。

  

ところがある日、アトラスに呼び出しを食らって「妻を救うのに協力して欲しい」とか言われます。

 

嫁生きとったんかワレ。

 

コレでわかる、MYSTの世界観

ここでご説明しておきたいのはMYSTの世界観。

MYSTの世界では「本」が重要。

 

一ページ目に絵の描かれた枠が付いてる本を、「接続書」と呼びます。

この本、特殊なインクと特殊な言語で書かれており、これにより

無限に存在する「異世界」に繋がることが出来る

というものなんです。

 

ランド・ミラー(左)は実はアトラス役もやってる

原作者であるランド・ミラーとロビン・ミラーの兄弟は、当時最先端だった「HTML」から着想を得てこの設定を作ったそうです。

 

MYSTでは本の世界のことを”時代”と呼びます。

このややこしい設定でMYSTのプレイ中どれだけ悩まされたか。

 

アトラスがMYSTのラストで書いていた本は、実はこのRIVENという時代の書かれた本(記述書)。

この時代に、妻のキャサリンが閉じ込められているというワケ。

閉じ込めてるのはアトラスのお父さん「ゲーン」。

お父さんは、アトラスに本を書く方法を教えた人でもあるんですが

お父さんは「世界を作れる」と解釈してて

アトラスは「(既にある)世界に接続出来る」と解釈してて

 

世界を巻き込んだ親子喧嘩の真っ最中

 

今回の舞台であるこの”RIVEN”という時代は、ゲーンが書いた本だったんですが、エゴ丸出しで書かれた為

矛盾だらけの時代

ほっといたらぶっ壊れちゃう時代。

っていうか崩壊真っ最中

 

本を書く手を止めれば、すぐに時代が壊れてしまう。

じゃ、代わりに行ってきて。

 

というムチャ振りが、ゲームのスタートに繋がるんです。

 

そしてこの設定

ゲーム中では一切語られません。

 

私はMYSTの関連小説を読んだ後だったので大丈夫でしたが

知らないままプレイすると、最後までなんにも分からないという

MYSTシリーズおなじみの説明不足全開

 

客逃げるぞ。

 

MYSTを超えたリアルな描写

MYSTとは違う時代をメイン舞台にしている本作品。

世界が違えば理(ことわり)が違う。

 

「水を温めると、浮く」

「生態系も現実と全然違う」

というオリジナリティが、謎に深く関わってくるのが面白いところ。

ちゃんとその時代を理解するための”ヒント”も置かれています。

無造作に。

 

ですのでキチンと「あれはどういう意味なんだろう」と思考しなければ、クリアは大変難しいです。

 

対応プラットフォーム

  • App Store
  • Google Play
  • STEAM

以前Windows98盤をプレイしていた時は

 

CD5枚組み

という大ボリュームが、今ではスマホでプレイ出来ちゃうという事実が、腰と肩に響く・・・

 

もちろんMYSTを超えた謎の大軍があなたを襲うことになりますが、是非ともプレイしていただきたい一作です。