The Painscreek Killings:今一番”記憶を消して”やり直したい謎【ゲーム探偵が選ぶおススメ謎解きゲーム】

The Painscreek Killings:今一番”記憶を消して”やり直したい謎【ゲーム探偵が選ぶおススメ謎解きゲーム】
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どーも皆さんこんばんわ。

ゲーム探偵でおなじみ、ガンダルフと申します。

 

推理ゲームって、結構理不尽な物もあったりしますよね。

思った以上にクリック範囲が狭くて見逃すとか

触ってみるまでギミックが全くわからないとか

主人公キャラとプレイヤーが、心理的にシンクロ出来ないとか

 

今回ご紹介するのは、そんなこと文句は出てこないであろう

”現実に忠実”な大変おススメ出来るゲーム

 

The Painscreek Killings

 

舞台背景

主人公の職業は、探偵ではなく”新米新聞記者”

上司からの命令で、Painscreekという街に1人降り立ちます。

そこは、人気のない閑散とした街。この街は既にさびれきっており、街は競売にかけられている真っ最中。

 

数年前の1995年、この街でかつて起こった「ビビアン・ロバーツ殺人事件」

前市長の妻であり、やり手のビジネスウーマンが何者かの手によって殺害された事件。

20歳の男性が逮捕されるも、証拠不十分で釈放されており、今日まで真相は明かされていません。

 

競売が成立してしまえば、もうこの街を自由に出入りすることができなくなってしまう。

真相を調査するなら

今しかない!

 

 

ガッチガチのガチで探偵やってみよう!

このゲーム

ヒント機能は一切ありません!

プレイヤーが今どこにいるのか、アイテムはどこにあるのか

マーカーすら出てきません!

公式であるEQ Studioさんの説明では、このゲームは「ウォーキングシミュレーター」に毛の生えた程度であるとのこと。

主人公に出来るのは、歩く、しゃがむ、写真を撮る、アイテムを使う、懐中電灯をつける・・・

そんだけ!

主人公に感情描写などは一切なく、あなたが動かさない限り

街の入り口で延々と立ちぼうけ。

そこがいい!

だからこそ、全ての行動はあなたの注意力、観察力、思考力にかかってくるんです。

 

ゲーム内で獲得できる手帳や新聞は、「ジャーナル」としていつでも閲覧できるようになりますが、それ以外の条件が現実的過ぎて、気合入れてプレイする必要があります。

 

謎が謎を呼ぶPainscreekの事件”たち”

目的は”ビビアン・ロバーツ殺害”の犯人を特定し、真相を解明すること。

 

しかし、この街で起こった事件はそれだけじゃありません。

ビビアン殺しとは異なる多数の事件が、あなたを待っています。

真相に繋がるのか、関係ないのかすら分からない多くの事件、街の人々の生活がリアルに描写されていて、

 

作りこみがハンパない。

調査を進めていく上で、新たな謎が生まれ、少しづつ事実が明らかになっていきます。さすがの没入感に、プレイの手を止められなくなること間違いなし!

 

かといって、ゲーム内で見つけるべきアイテムは、”ヒントもない草むらの中”だとか、”クリック範囲が狭くて取れない”とかの理不尽さも一切なし

 

ストレスフリーで自由に街を歩き回れ、真相に近づく順番もあなた次第!

 

ハイ!これ以上ゲームについて検索しないで!

事前知識がココしかないあなたは、大変ラッキーな存在です!

私が今最も記憶を消してやり直したいゲーム。

二転三転する推理に是非ヤキモキしてください。

 

そうそう、手に入る証拠を順番になぞって行くだけの

生ぬるいゲームではございません。

その分、真相にたどり着いた時の喜びはお約束します。

  

それなりの覚悟を持ってご購入ください。