ゴーストトリック:命を救うたった一晩のピタゴラスイッチ【ゲーム探偵が選ぶおススメ謎解きゲーム】
- 2019.02.26
- ゲーム紹介

どーも皆さんこんばんわ。
ゲーム探偵でお馴染み、ガンダルフと申します。
推理ゲームのパッケージって、なんであんなにWAKUWAKUさせてくるんでしょう。
いや~、面白い謎が担保されてるってのは良いものです。
思い返してみれば、私がコレまで購入してきた推理ゲームって
いわゆる「ジャケ買い」
(パッケージを見ただけで購入)
が多かったように思います。
少ないバイト代をやりくりしていた学生時代に、よくそんなことに使えたなと今では感心するばかり。
今回ご紹介するゲームも同様、ジャケ買いでした。
ゴーストトリック

よくコレ買う気になったな。昔の俺よ。
コレだけ尻を突き出した人間を、コイツ以外に見た覚えがないわ。
「戻れ、死の4分前へ」
今回のゲームの主人公、ゲーム開始時点で
既に死んでます。

そばには知らない女と殺し屋の2人、どうやって死んだのかも分からぬまま、女が殺されるのを眺めているだけ。
っていうか、こうなるまでの
記憶がない
っていうか
俺って誰なの?
慌てふためくけど、動かせる体がない主人公にはなんにもできない。
結局女は撃ち殺されてしまいます。
そこに現れるのが救世主

電気スタンド
クネリと名乗った電気スタンドは、クネクネ動きながら
主人公が特別な存在(ゴースト)であることと、「死者のチカラ」を持っていることを教えられます。

死者のチカラを使えば、対象の「死の4分前」に戻って運命を変えることが出来る。
そう教えられた主人公は、自分の記憶を取り戻すために過去へとさかのぼり、女を救う為の長い道のりへ足を進めます。
逆転裁判シリーズで知られるクリエイターの巧舟(たくみしゅう)さんがシナリオを書かれており、とにかく引き込まれるストーリー。

主人公(シセル)が持つ能力は、他にも「トリツク」「アヤツル」というものがあり、取り付いたアイテムを”動かす”ことが可能。
自分が取り付ける範囲が短く、色々なものに飛び移りながら目的のアイテムまで移動し、動かすことで未来を変えていくのがコンセプト。
つまりは
ピタゴラスイッチ

1つのアイテムが動くことで、他のアイテムに干渉し続けていく。
犯人へと派生する”モノの流れ”を見つけ出し、殺人を止めろ!
シセルに与えられた時間は”夜明けまで”。
「夜が明けると共に魂は消滅してしまう」とクネリから聞き、忘れてしまった全てを取り戻すため行われるたった一夜の追跡劇。
記憶を取り戻した先に、いったい何が待ち受けるのか。
プレイしたものだけが、この感動を理解できます。
動画じゃない。
動画じゃないよ、謎解きゲームは。
作品全体がネリにネラれててネバってる

この街では、今夜何かが起こっている。
ギャグ満載のテイストでお送りされるこの作品は、その様相に似合わず
濃い~物語。

よく死ぬヒロインの女刑事(リンネ)を救い出し、記憶を取り戻すばかりか国家を脅かす陰謀に巻き込まれ・・・
よく死ぬヒロインの女刑事(リンネ)を救い出し、いたいけな少女の傍らで縮こまる犬を相棒に・・・
よく死ぬヒロ
リンネ死に過ぎ
・・・いやいいのよ?物語的には不可欠だから。
それすらストーリーの中核に入ってるし。
複線のちりばめ方がもう上手くて上手くて。

かなりの人物が登場しますが、キャラクターも全員通して愛らしく、世界を彩ってくれています。

またBGMが上手すぎる!
神が作ったとされるこのPVでお分かりいただけるBGMの良さ、ごらんください。
この盛り上げ上手めっっ!!!
ほんとーに、ほんとーに惜しまれるのは

制作会社の宣伝ベタ
この名作、だ~れも知らない。
ホントに、だれも・・・。
この面白さを共有できる友人は誰もいませんでした・・・。
カプコン、許すまじ。
でも作ってくれてありがと!
今プレイしたいなら・・・
おススメできるゲームを思い出していたら出てきた、”揺ぎ無く教えたい名作”です。
そしてなんとこの名作、調べたところ・・・

iphone版が出ていました!!!
是非ともプレイしてみてください。
感想、お待ちしています。
・・・何故Androidじゃない・・・。
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