探偵スキル”人物説明”を使って相手の顔を脳裏に焼き付けろ!

探偵スキル”人物説明”を使って相手の顔を脳裏に焼き付けろ!
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どーも皆さんこんばんわ。

ゲーム探偵でおなじみ、ガンダルフと申します。

 

人に何かを説明するのって、難しいですよね。

他人に何かを説明するには、自分がよく理解している必要があります。

そのために必要なのは”観察”

探偵スキルをフル活用して、説明すべき事象の要点を見極めなければいけません。

とりわけ難しいのは

人物の説明

 

上の記事リンクでは、”顔と名前を一致させる”ための禁断の方法を書いています。

この記事では、”顔や特徴を覚える”というスキルは元々人が持っている能力なので、名前と結びつけばスグに覚えられると説きました。

 

いや!俺は顔や特徴が覚えられねぇんだ!!!

そんな方も必ずいるはず。

というわけで、この記事ではそれを解決する方法について書いてみようではありませんか。

 

言葉で人物を説明するスキル

人物説明スキルを覚える”メリット”

言葉で説明するためには”観察”が必要。

そう申し上げたとおり、このスキルは大変有効なスキルです。

言葉で人物を描写する方法を学ぶということは

何に注意して容姿を見ればよいか

これがハッキリ分かるということです。

 

この記事を読んだ後は、人物の特徴をよく観察出来るようになりますよ。そうすれば、写真が無くても人に簡単に説明できるようになります。

 

デメリットは、人に説明する方法によってアナタがどのように人を観察しているかも相手に伝えてしまうことですか。

 

気にしな~い気にしない!

上手く伝えることができれば、「この人よく見てるな~」なんて評価が上がることも期待できます。

 

それでは、容姿説明について解説していきましょう。

 

容姿説明の確立

19世紀のフランスで、犯行現場に居た人物を特定することに対して悩み続けた人物がいました。

 

パリ警視庁の事務官アルフォンス・ベルティヨンです。

当時、フランスでは犯罪者が再犯を犯すことが多く、累犯には重い罪を課せられることもあって、犯罪者が偽名を使うことは当たり前になっていました。

それまでの簡単な身体的特長の記録は、個人の識別にはほとんど役に立たなかったんです。

彼が作った体系は、指紋による人物特定が実用化される20世紀まで用いられています。

 

ここに端を発した科学捜査法である、容姿説明の四大体系は以下のとおり。

 

容姿説明の四大体系

 

解剖学的特徴

その個人の身体的特徴(性別、身長、年齢など)

行動的特徴

動きに現れる特徴(姿勢、表情、歩き方など)

独自的特徴

その個人だけが持っている特徴(キズ、部位欠損、イレズミなど)

その他の特徴

着衣、着こなし、アクセサリーなど

 

言葉で人の容姿を説明する方法は、単純に顔や容姿を描写すればいいわけではありません。

一つ一つのの特徴を描写する”表現”まで、あらかじめ決まっています。

この方法を使えば根本的に、他の誰かが言葉で描写した人物説明が簡単に理解できるようになります。

 

それでは”表現方法”を説明しましょう。

容姿説明の表現方法

解剖学的特徴

①.性別
②.人種、肌の色
③.年齢
(25歳~30歳、40歳~45歳など5歳幅で表現)
④.身長
(168cm未満:低い、168~175cm:中背、175~188cm:長身、188cm以上:非常に長身)※女性はー5cmで説明
⑤.体格
(小柄、中肉、がっしり、ぽっちゃり)
⑥.
(色:黒、茶、明るい茶、暗い茶、グレーなど)
⑦.おでこ
(広さ:広い、普通、狭い)
(横顔:傾斜、平坦、隆起)
⑧.顔の輪郭
(正面:丸顔、面長、長方形、台形、三角形)
(横顔:凸型、平坦、凹型)
⑨.顔色
(青白、褐色、赤み、黄色み)
⑩.顔のふくよかさ
(細い、普通、ふくよか)

 


⑪.眉毛
(色:薄い、濃い)
(形:まっすぐ、アーチ型、ねじれている、繋がっている)
⑫.
(位置:奥目、出目)
(色:明るい、暗い、グレー、茶、黒、緑など)
⑬.
(長さ:短い、普通、長い)
(幅:狭い、普通、広い)
(形:まっすぐ、凸、凹、凹凸)
⑭.
(大きさ:小さい、普通、大きい)
(口角:まっすぐ、上がっている、下がっている)
⑮.
(厚さ:薄い、普通、厚い)
(上唇と下唇の位置:上が出ている、下が出ている、均等)
⑯.
(大きさ:小さい、普通、大きい)
(頭に対する角度:立っている、寝ている)

 

 

 

行動的特徴

①.歩き方
(速い、遅い、よたよた、跳ね歩き、よろよろ、引きずり、杖)
②.姿勢
(頭と首の傾斜:猫背、背筋が伸びている)
③.しぐさ
(手をポケットに入れる、腕を両脇に垂らす、手を背中で組む、手をこする、口ヒゲやあごヒゲを触る、額をこする、爪を噛む、つばを吐く、タバコの持ち方など)

 

 

独自的特徴

キズ、生まれつきのアザ、薄げ、多毛、イレズミ、顔や身体の対象性、欠損など

 

 

 

その他の特徴

着衣、アクセサリー
(スタイル、色、生地の材質などによる個人的な好み)

 

 

 

 

多い・・・圧倒的に多い・・・

ですが、ここまでを見て頂ければ

「よく聴く言葉じゃん」とか「へー中背ってそれくらいなんだ」とか色々参考になる点があるはずです。

 

まずはそんなところに”気が付く”のが大事なこと。

それが観察です。

上に挙げた特徴点は、いわば探偵が人を識別する際に最も注目しているポイントです。

コレさえ覚えてしまえば、二度と相手のことを忘れることが出来なくなりますよ。

「覚えきれないよ~!!」

という方は、以下の記事もご参考頂ければと思います。

 

 

アナタの身を守るだけでなく、いとも容易く信頼まで築いてしまう探偵スキル

ぜひ有効活用して、あなたの生活を豊かな物にしてください。