トークスキルを5分で爆上げ!科学編④
- 2019.03.04
- トークスキル

どーも皆さんこんばんわ。
ゲーム探偵でおなじみ、ガンダルフと申します。
トークスキル即上げ講座:科学
AIBO?目じゃねぇな。戦争の悲劇「サイボーグ犬」

人類の歴史には、動物が欠かせません。
移動用の馬、通信用のハト、人と生活を共にした動物は数多く居ます。
とりわけ犬は、縄文時代から狩猟用として人と共に生活を営んできた背景があります。
それだけ親しんだ仲の動物を、利用して戦争に勝利しようという計画がありました。
旧ソ連が推し進めた「サイボーグ犬開発計画」です。
冷戦が本格化していた1958年、ソ連は

動物の頭に機械の身体を付け、忠実な兵士にする計画を立案
被検体として犬が選ばれ、セルゲイ・ブルコネンコ博士主導の下に「ザ・コリー」と呼ばれる計画が進行、その後10年間は計画を継続することになります。

ブルコネンコ博士は初期の段階で、犬の頭部を人工心肺に取り付け、生存させる実験に成功したと言われています。が・・・
残念ながら、戦後に旧ソ連の研究資料を紛失したため、成功したかどうかについては判明しませんでした。

アメリカはアメリカで、猫の耳に電池と盗聴器を埋め込み、尻尾内部にアンテナをセットすることで”スパイキャット”としてソ連領事館近郊の公園へ放つ計画を
実践しています。
しかし残念ながら、公園から道路に飛び出した猫が車に轢かれたことで、非現実的であるとされたため約1000万ドルをつぎ込んだこの計画も断念しています。
【ウケ度:1.③.5】
台風を舐めるな!広島型原爆との比較

1945年に世界で唯一、原子爆弾が投下された日本。
特に写真資料の多い広島の凄惨な状況は、今でも調べることが可能です。
秒速400m以上の爆風、6000℃に達する熱線
そして目に見えない放射線。
これらが悲劇を生み出しました。
ですが、そんなもんよりも大きなパワーを持った自然現象が、毎年日本を襲っています。

それは「台風」
台風のエネルギーは、半径100kmの小さなものでも1.5×10の18乗ジュール。

これは、広島型原爆の約2万5千発分に相当
過去に最も降水量が多いと言われた1976年の17号
1.8×10の20乗ジュールで、

原爆約300万発分です。
一方地震もすさまじいエネルギーを持っており、1995年の阪神淡路大震災では5.62×10の15乗ジュール。
東日本大震災は2×10の18乗ジュール。
とはいえ、台風の平均寿命は5日から10日で、先ほどのエネルギー量はその間に放出される総量ですし、影響範囲も広く分散されます。
しかし、地震は数分、原爆は瞬間で影響範囲も狭いため、その分パワフルに爪跡を残しやすいというわけです。
【ウケ度:1・③・5】
いかがでしたか?
話のどこを端折るか
追加情報は入れるべきか削るべきか
静かに感情を込めるか、興奮を込めるか。
具体的判断は皆さんにお任せします。
このジャンルのネタが欲しい!といった質問、要望はコメント欄にお願いします。
それでは、これを使って明日の主役になりましょう。
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