トークスキルを5分で爆上げ!日常編④
- 2019.03.20
- トークスキル

どーも皆さんこんばんわ
ゲーム探偵でおなじみ、ガンダルフと申します。
トークスキル即上げ講座:日常編④
脅迫観念に訴えかけた「パナマ文書」

一時期大々的に話題になった「パナマ文書」
世界中の影響力を持つ重要人物たちが、「隠し財産」をタックスヘイブン(税金の取られない地域)へ移した
いわば脱税の証明書
中国の周近平やエマ・ワトソン、ジャッキー・チェン、サッカーで有名なメッシからプーチン大統領など
国家主席からお茶の間の人気者まで、あらゆる人々が脱税を行っていた証拠であるトンデモ資料の存在が、世界中に暴露された大事件です。

しかし、この文書
何で出てきたんでしょうか?
人の行うことには、必ず意味があります。
この文書の解析を行っているのは、非営利団体ICIJと呼ばれる組織。
日本語名は
ICIJ:国際調査報道ジャーナリスト連合
といいますが、この一連の流れは現在

マッチポンプ
(例:自分で火をつけておいて、消火に金を取る行為)
いわば自作自演だといわれています。
つまり、「ICIJに金を払わないヤツは、名前を公開するぞ」という
表立った脅迫状だったんです。

この「パナマ文書」に記載された企業や有名人は202カ国にまたがっているといわれており、国家首脳や首脳経験者が12人以上いるといわれています。
ICIJ自体が、そもそもいわくつき団体である可能性は高く、バックスポンサーに投資の天才ジョージ・ソロスの「オープン・ソサエティ財団」やCIAが活動の隠れ蓑にしてきた「フォード財団」などの
陰謀界の重役たち
が控えています。
そのため、コレだけ大々的に重要人物の名前が載っているにもかかわらず

アメリカの人物企業は一切公開されていません。
つまりは、アメリカにとって”不都合な存在”に揺さぶりをかけたという結果だけが残っているんです。
日本でも、山口組系企業の関係者がパナマ文書に記載されていたり、ソフトバンク、伊藤忠、電通といった名前が挙げられています。
しかし悪いことだけではありません。

パナマ文書の公開により、第二次世界大戦中にナチスに略奪されたと見られていた絵画、『杖を突いて座る男』の現所有者が特定され、2016年にはスイスのジュネーブ当局が押収しています。
その価値は2,500万ドル(27億)以上と見られており、持ち主にとっては残念でしょうが、失われた美術史の遺物が取り戻されるという良い側面もありました。
最近では聞くことも少なくなってきましたが、今後もICIJはパナマ文書や類似した資料を使って、”脅迫に応じなかった人間を晒す”かもしれません。
ま、ぶっちゃけグレーゾーンの税回避行為なんで、公開されたところで罪には問われないんですがね。
【ウケ度:1・3④5】
人気アイス「ハーゲンダッツ」の真の姿

ハーゲンダッツといえば、「小さい」、「高い」、「美味い」の三拍子でおなじみの高級アイスですよね。
このアイス、様々なフレーバーの開発にも余念が無く、日本全体で大人気なのは間違いないんですが・・・。

日本で運営しているハーゲンダッツジャパン株式会社が、2015年3月に希望小売価格を約3.4%値上げしたことがありました。
商品によりますが9円から25円ほどの値上げで、現在でももちろんこの価格で販売されています。
しかしコレ、日本だけの値上げなんです

実はハーゲンダッツの本場アメリカでは、このアイス
全然高級品ではありません。
1977年にブランド力を維持するために大幅な値引きを拒んできたハーゲンダッツは、公正取引委員会に「正当な理由が無いにもかかわらず、取引先の小売業者に対して希望小売価格の維持を強要し、平行輸入品の取り扱いを妨害する」として
独占禁止法第19条違反と勧告されています。

どうしても「高級品」イメージを崩したくなかったんでしょう。
ポピュラーなミニサイズ(110ml)は約300円ですが、そもそもアメリカではあの小さいカップサイズでは売られていません。

右の巨大サイズは、1890mlタイプ(日本未発売)
一個7ドル(約910円)です。
既に「ご褒美アイス」のような立ち位置を確保しているハーゲンダッツを食べる際は、是非思い出してみてください。
このアイス、アメリカでは
実質、一個100円以下だということを。
【ウケ度:1・3・⑤】
いかがでしたか?
話のどこを端折るか
追加情報は入れるべきか削るべきか
静かに感情を込めるか、興奮を込めるか。
具体的判断は皆さんにお任せします。
このジャンルのネタが欲しい!といった質問、要望はコメント欄にお願いします。
それでは、これを使って明日の主役になりましょう。
-
前の記事
アウシュビッツ強制収容所から学ぶ、”生きる為の心理”と、”誰かを殺してはならない理由” 2019.03.19
-
次の記事
パブリックコミットメント:習慣化に最善の心理学を実体験してみた。 2019.03.21