パブリックコミットメント:習慣化に最善の心理学を実体験してみた。

パブリックコミットメント:習慣化に最善の心理学を実体験してみた。
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どーも皆さんこんばんわ

ゲーム探偵でおなじみ、ガンダルフと申します。

 

可愛いなと思っていた会社の子が、気が付くと結婚指輪を着けていたのを見て少々傷心ぎみの中、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

 

 

いや探偵なんて因果な商売だなぁと痛感したなぁ。

注意力や着眼点の訓練は、マジで欠かさずやってるんだけど

会話に入って早々に、目に入るわけですよ。

 

 

なかなかその子と会話できるチャンスなんてないのよ。

最後に会話したのは3ヶ月前。

このブログを始めて、これから継続して自分の”何か”を書き残す場所を持とうと決心した日の翌日。

俺は日記描き始めたら3行で飽きる程度には筆不精だし、用件が3つは重ならないと一切外に出ないほどの出不精だし、なんとかこのブログを習慣化していかないとと思っていたところに、コレまで学んできた心理学で最も「習慣化を成功させる」効果がある手法を思い出したワケ。

それがコレ。

 

パブリックコミットメント

 

パブリックコミットメントってのは、「自分の目標を公に宣言する」っていうただそれだけの手法。

この方法は、ぶっちゃけやり方を間違えると

一切効果を発揮しません。

 

勉強や習慣化なんかの自己成長を促すためには、まずはゴールを設定すること。

この成長が出来たら、俺はこうなる。

このイメージが固まったときに、始めてそこに至るまでのプロセスが明確にイメージできるようになる。

UCLAの実験で、「目標達成したカッコいい自分」をイメージさせた生徒と、「目標達成のプロセスを実践してる自分」をイメージさせた生徒で、テストの成績を比べさせたら

なんとプロセスを実践している自分をイメージしたほうが、はるかに

成績が上がったって結果がある。

 

ゴールの明確化は必要だけど、成功するにはそこまでのプロセスをイメージするのが重要だというのが科学的に証明されているワケよ。

 

最近よく見る引き寄せマニア達が「俺はいつか社長になって年商20億の・・・」だの、「素敵な旦那さんが現れて・・・」だの・・・

途中のプロセスを無視したゴール設定なんて、クソほども役に立たないわけだ。

 

このブログを始める際も、「自分の考えが残っていくのは面白いかも」くらいにしか考えてなかった俺は、このブログを継続した先に何があるのかを明確化していなかったのね。

Youtubeは楽しいし、まだ読んでない本はあるし、未プレイのゲームたちはまだまだ残ってるし、自分で考えてブログ書いてる時間なんて

実はムダなんじゃないか

 

そうやって、書かずに逃げ出す日が来るかもしれない。

ぶっちゃけ毎日そう思いながらブログ書いてるわ。

 

 

パブリックコミットメントが効果を発揮する方法

その頃の俺にとって、「パブリックコミットメントなんて無駄だ」と思ってた。

実は何度かやったことがあって、そのたびに挫折を繰り返したから。

 

友達に「俺○○やるわ」とか宣言して

 

結局三日坊主なんて何度も何度も経験してきてんだよバーカ!

くらいに思ってた。

 

でもこのパブリックコミットメントが本当に効果を出すのは、仲のいい友達や先輩、上司なんかじゃなかった。

 

自分の大事な人

自分の尊敬する人

 

この人たちに向けて宣言しなきゃ、まったく意味ないのよ。

このブログを習慣化するために俺が取った方法は

 

気になってる女の子に

俺、ブログ始めたんだ宣言

ドヤ顔がポイント。

 

ただこの一言を出すにはすんげぇ勇気が必要で、ちょっとBBQで話したことがあるくらいの、大して仲良くも無いオッサンにこんなこと言われても迷惑しか感じないと思って躊躇してた。

それでも、別に死ぬわけじゃない。

自動販売機の前でドリンクを飲んでるその子に決死の覚悟で

「お!元気?」

 

この一言をブチかましたわけだ。こん時の俺は語彙力が2歳児並になったことを今でも鮮明に覚えてる。

会話に入ってしまえば、多少は笑いを交えて接ることが出来るカモという淡い期待で、会話に持ち込むことに成功して、とうとう

 

 

俺、ブログ始めたんだ宣言

 

強烈だったね~。

もう俺の心の中には「さぁ、後には引けねぇぞ」しかなかったよ

 

はっきり言って、そっからブログで別の仕事ゲットして、金を稼いで、

この子に「すご~い」って思ってもらいたい!

 

ただこれだけが目標だった。

男のモチベーションなんて簡単に上がるもんだな~。

自分でもビックリするけど、その日から欠かさず毎日ブログ書いてるもんね。

 

 

その後

昨日見かけたその子は、喫茶室に座ってチョコを食べてた。

3ヶ月ぶりに訪れたチャンス。これを逃がしたら次はいつになるか。

その思いから話しかけて、近くに座ることに成功したんだけど。

 

このブログの”おかげ”なのか”せい”なのか。座りかけてる最中に目に映る

左手薬指の輝き

 

右手と間違ったんじゃねぇのか!?・・・違う

分かってる。意味はハッキリ分かってる。

 

ぶっちゃけ気付いてたけど、気付かないフリをしつつ、どうやって切り出せば俺が「すごい人」でいられるかどうかを、他愛も無い話をしながら探偵スキル全開で考え続けた挙句、出てきた言葉は

 

あれ?指輪着けてたっけ?

 

カッコつけた挙句がバカかお前!?

 

それでも前から孤独がツライと言ってたその子が、生涯を共に出来るパートナーを見つけられた事に、達観した喜びを感じられるのは年の功なんだろう。

 

昔なら男への妬み嫉み怨み辛みに情念を燃やし続けたのは間違いないけど、幸せそうに笑ってるその子を見たら・・・ねぇ。

 

隣にいたのが自分じゃないことだけを悔いつつも、席を立ったときにはなんかスッキリしてた。

 

ご結婚、本当におめでとうございます。

末永く、幸せになって下さい。