俺流ライティング論!”記事の品質”って言葉にもう惑わされるな!
- 2019.04.04
- 脳みその教科書

どーも皆さんこんばんわ
ゲーム探偵でおなじみ、ガンダルフと申します。

WEBライティングを初めて4ヶ月、私の記事の書き方は上手くなったでしょうか。
ライターの仕事って面白そう!仕事の依頼も結構見かけるし、リモートで仕事が出来るなんてあこがれるなぁ。
な~んて夢想し始めちゃって、最近では仕事の空き時間に長文を書くトレーニングを始めちゃったりしています。
……してますよ?仕事も。
とはいえ、それなりの文章力を問われることは間違いないし、品質を損なわずに早く仕事をこなさなければならないって考えると、なんかコワ〜イと思うのが人の常ってもんじゃないでしょうか。
というわけで今回は、私と同じような考えを持つ方に向けて、実際に私が記事を書く際の方法を参考に、記事の品質を上げつつ楽しい文章を書く方法について考えてみたいと思います。
・記事ってどうやって書くんだろう
・記事の品質ってそもそも何?
・この情報ってホントに確証があるのか疑われない?
という疑問をお持ちの方々には、特に参考になりますので是非ともご一読いただければと思います。
ガンダルフが説く”WEBライティング論”
記事の品質ってなに?

わかります。激しくわかりますよその気持ち。
スーパーで”うまいトマト”探してるわけじゃないんですから、記事の品質をどこに感じるのかなんて、記事を書かない人にはわかりませんよね。
当然のことですが、まず第一に「誤字脱字」が無い事。そして文章がロジカルに構成されていること。
たとえば「VRとは」というテーマの記事なのに、急に「マジックテープが肌に刺さる」とか書かれていても、そんな記事を求めてる読者がどれだけいるでしょうか。相手がこの文を読んだ時に浮かぶ疑問を、読んで行く順に解決していくような流れで書くのが品質の高い記事です。
相手が自分の普段の記事を知っていること前提のような書き方は、時に読み手を置いてけぼりにします。実はこういった書き方は評論家の書き方。出来るだけ相手を置いてけぼりにしていないか、書き終えた記事は必ず読み返しましょう。
ハイ、品質の保証完了です。

第二に「ターゲット層」によって求められる文体は異なってきます。読まれる文章を書かねばならないわけですから、ターゲット層にとって読みづらい文章では見た瞬間に嫌悪感で目をそらしてしまいます。
そもそも、雑誌の編集者の方はどこに視点を置いて記事を見るんでしょう。
知人の編集者に尋ねてみたところ、まず最初に”自メディアに文体が合っているか”を見ているそうです。

私のようなゆるっゆるな文体が向いてるメディアもあれば、カッチカチのお役所仕事のような文体が好まれるメディアも沢山あります。
仕事を受ける際には、仕事相手のメディアが持つ特徴を捉えておくのも大事なことですね。
しかし中には「あなたの文章がいい」という理由でお仕事が舞い込むこともあります。その際は、己の持ち味を存分に生かして記事を書いてください。それがあなたの品質です。
記事の種類
記事の書き方には種類があります。

まずは「インタビュー記事」です。
これは気になる話題を持つ人に対して質問を投げかけて、その答えを書くタイプの記事です。
実はこれが記事の書き方で最難関。アリアハンの周辺で一角ウサギ狩ってるようなヤツには到底不可能なタイプです。
インタビュー記事を書く際は、多くの場合あなた自身がターゲットにインタビューをしなければなりません。欲しい話を引き出すには、めちゃくちゃコミュ力が要ります。記事のテーマをあらかじめ決めて、そこから脱線することなく最後まで会話をコントロールするのは、生半可な仕事ではありません。
つまり、これが書けたらWEBライターとして完璧だということです。
よくあるのが、「先に聞きたい話を想定しておく」インタビュー。これほど失礼な話はありません。ターゲットにも「あぁ、あれ言って欲しいんだな感」が伝わってくるそうで、わざわざ言ってくださる方もいれば、頑なに言わない人もいます。インタビューは、空気を壊さないよう会話のテンポを大事にしましょう。

次に良く見るのが「レビュー記事」
これは紹介したい商品やサービスの体験談を、あなたの言葉で書くタイプの記事です。あなたが体験してもいいですし、既に体験した人から話を聞くのもネタの集め方として有効です。
ネタが集まったら、それを良い面と悪い面に仕分けて文章を書き始めましょう。
人は疑い深い生き物です。ただ良いと思うことばかり書かれても、読み手としては「そんなわけないや~ん」と感じてしまいます。悪いところもちゃんと紹介することで、記事の信頼度は上がります。っていうかむしろ”粗探し”していきましょう。きっと悪いところは見つかります!
「あの42型液晶テレビ、人の頭を殴るのにはサイズ的に向いてないよね」とかでいいです。

そして次は「ネタ記事」です。
世の中にあふれる森羅万象から「ネタ」を見つけ出し、ネタとして昇華して記事に仕上げるタイプです。これには「FUN(面白い)」と「INTERESTING(興味深い)」の二通りがありまして、瞬間風速強めにバズりやすいのはFUNのネタ記事です。
一目見て「面白い記事」は、それを紹介する人も加速度的に増えるので爆発力が強いです。一方 「興味深い記事」に関しては、爆発力は低いまでも長く深く人の心に留まりやすくなります。もちろんジワジワバズる事も狙えるでしょう。
明日の夕飯から核戦争に至るまで、人の興味は尽きませんから何を記事にしても構いません。このタイプは、あなたの興味が最も活きる記事になるでしょう。
活かしちゃってください。活かしきっちゃってください。
記事の確証度の上げ方

記事を書く際には、色々な資料を参照することになるはずです。あなたの頭の中だけで片付くのなら苦労はありませんが、それでも自分の持つ情報が本当に正しいのか心配になることも多々あるでしょう。
これは私の書き方ですが、資料が必要な記事の場合、同じことについて書かれたものを3つ用意します。それぞれを読み比べて、同様のことを言っているなら情報の確証度が高いということで、何の心配も無く記事に利用します。
またこの際、情報源の信頼度については度外視します。Wikipediaに載っていることが必ずしも正しいわけではありません。その点は注意しましょう。

また3つの情報源に異なりがあった場合、そこで初めて詳しく調べます。情報の鮮度によっても内容が異なる場合がありますので、その場合は鮮度の高いものを優先したほうが良いでしょう。
そしてそれを、「あなたの言葉で書き上げる」こと。
そうすれば、おのずとプロのブロガーとして素晴らしい記事が書けているはずです。
おっと、読み返すのを忘れちゃダメですよ?
まとめ

いかがでしたでしょうか。
どの業界でもプロの道は激しく険しい道。昨今のネット普及により、WEBライターは誰にでも目指せる間口の広いモノになりました。いつ何歳でも始められるなら、その分ライバルも多く存在する業界です。
この業界に必要な存在であり続けるためには、結局「あなただけの武器」が必要になってきます。他の人には真似できない記事の書き方は、書いて書いて書きまくらないと決して見えてはきません。
この記事を参考に、とりあえずブログを書き始めてみるのはいかがでしょうか。
毎日更新するようになれば、だんだんとあなたのスタイルが見えてきます。それが無難なものでも、理解され辛そうだとしても、武器として研いで上げると、すごい切れ味を発揮する時がいつか来ます。
今日からアナタも、好きなことを書き始めてみませんか?
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