クロディーヌ・ブランチャード:自尊心不足は大手を振って通りを歩く。

クロディーヌ・ブランチャード:自尊心不足は大手を振って通りを歩く。
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どーも皆さんこんばんわ

ゲーム探偵でおなじみ、ガンダルフと申します。

 

いや~人間の世界ってのは本当に面白いですね~。

今の今までスマホを片手に「あ~あ、ネタねぇな~」なんてブログ書きにあるまじき脳みその使い方してたところだったんですが、どこかにいるとは思ってたサイコパスが実在していたというニュースを目の当たりにした瞬間「かかねば」と思いました。むしろ口に出してました。

 

このニュースは、アメリカの動画配信サービス”Hulu”でドラマ化され3月20日に配信がスタートしているそうです。日本に届くのはいつになるか分かりませんが、一足お先にご紹介したいと思います。

 

クロディーヌ・ディーディー・ブランチャード

 

娘に殺された母親

 

生まれから結婚まで

1967年にルイジアナ州チャックベイに生まれた彼女は、少し気が強い女の子。総勢8人の大家族で生活しており、自分の主張を通すためには、少し気が強いくらいがちょうどよかったようです。

しかし大家族で鍛えられた主張の強さは、「私の望みを優先させて」という自己中心的な考え方に他なりません。悪癖として、イライラさせる友達から持ち物を盗んだりもしていました。

大人になると看護師として働き、24歳の頃に結婚。お相手は17歳のロッド・ブランチャード。実はこの結婚はいわゆる

「ショットガンマリッジ」(できちゃった婚)

だったんですが、娘が生まれる直前に、ロッドは「この結婚は間違いだった」と言い残し、彼女の元を去ります。


1991年7月27日に失意の中で生まれた娘には、クロディーヌの好きな「ジプシー」という言葉を取り、ジプシー・ブランチャードと名づけました。

 

娘への愛情

 

ジプシーは早生まれだったことで、頭蓋骨の発達に心配な点がありましたが、すくすくと育ちます。しかし時には睡眠時無呼吸症候群に陥り、病院へ担ぎ込まれることもありました。

ジプシーが7歳の頃、クロディーヌはジプシーを連れてオートバイに乗っていた時に接触事故を起こし、娘の膝に擦り傷を作ってしまったときには、彼女の膝が早く治るよう車椅子に乗せて生活を送ります。

 

ジプシーは小学二年生の頃から学校に行くのを辞めました。彼女の身体を心配したクロディーヌの意向です。

まぁアメリカではよくある事で、ジプシーは母クロディーヌを先生にしてハリーポッターを教科書にして読み書きを学びました。

 

 

クロディーヌは彼女のために自らの時間のほとんどを、小児病院を探して歩くことに費やします。

実はある検査により、ジプシーには筋ジストロフィー(筋肉が段々動かなくなる病気)の兆候があるとされ、投薬を受けていました。

もう心配で仕方がなかったのでしょう。わずかな異常が見られるたびに、クロディーヌはジプシーを救急治療室へ連れて行きました。

 

 

2005年、アメリカ名物であるハリケーンがルイジアナ州を直撃。二人はボロボロになった家を捨て、避難所に逃げ込みました。

ジプシーの心配をし続ける母クロディーヌの姿に感銘を受けた報道者が、その美しい姿を全米に報道。二人の存在はアメリカ中に知れ渡りました。

  

自宅はもう無いため、ミズーリ州へ移り住むことにはなりましたが、ジプシーの病状を心配する人たちから寄付も届くようになり、二人はこれからも幸せに……

 

暮すはずでした。

 

 

 

クロディーヌ・ブランチャード、遺体で発見

2016年6月後半、ミズーリ州スプリングフィールドの自宅で、クロディーヌが遺体となって発見されました。これにはアメリカの全メディアが注目し、大々的に報道されることになります。

遺体には17回もの刺し傷が残されており、深い恨みがある人間の犯行であることは明白。献身的に娘を看病していた彼女に、そんな強い恨みを持つ人間がいたのでしょうか。

 

遺体発見から数日後、逮捕された犯人は

 

 

娘のジプシーと彼氏のニコラス・ゴドジョンでした。

 

クロディーヌを直接殺害したのはニコラスでしたが、ジプシーは肉親であるクロディーヌが自室で刺されている間、隣のバスルームで耳を塞いでいたと証言しています。

この犯行は、二人によって計画されたものでした。

 

二人の関係に隠された問題点

ジプシーの口から語られた二人の関係は、常人には理解できない異常なものでした。

幼い頃からクロディーヌは、ジプシーが重度の障害と病気に侵されていると

信じ込まされていたんです。

不必要な投薬や施術、車椅子での生活、栄養チューブを通しての食事。

全てウソだったんです。

 

 

病人よろしく髪は刈り上げられ、あたかも病気が真実であることを他人に見せ付けるように生活し、対外的には「娘は白血病、筋ジストロフィー、ぜんそくなどに侵されていて、脳障害により知能レベルが7歳程度しかない」と主張していました。

こんな生活、ジプシーには耐えられません。

 

母の洗脳が解けたのは2010年、自らの国民健康保険カードを見たときでした。母から聞かされていた1995年生まれという話と違い、なんと1991年生まれと記載されていたことから始まりました。

実は自分は15歳だと思っていたのに、実は19歳。

「重い病に冒された少女」という肩書きを求め、クロディーヌはハリケーンの際に、娘の出生証明と医療記録は破棄されたことにしたことが発覚した瞬間でした。

事実クロディーヌは、病院でジプシーの出生証明書を発行した際に、ハリケーンの後に発行された不正確な物だと病院側へ告げていました。

ハリケーン後は娘に対する支援により、ディズニーワールドへ旅行、カンザスシティの医者の元へ無料フライト、ミランダ・ランバートのコンサート。なんと一軒家まで手に入れています。

 

満喫しきっとるやんけ!!

ロッドから振り込まれる養育費1,200ドルや寄付金により、悠々自適な生活を満喫していました。

 

慈善団体によって取られた二人の写真では、クロディーヌは大抵ジプシーの手を握っています。これは、握りの強さによってジプシーに

 

 

「余計なことすんじゃねぇ!」

という意思を伝えていたんだそうです。

 

父であるロッドは既に再婚していましたが、ジプシーに面会するため何度もクロディーヌへ連絡します。しかし、のらりくらりと交わし続けました。

近所の人には、「ロッドは虐待的な麻薬中毒者で、少しもお金を送ってこない」とウソをいい続けます。

それはジプシーにとって、誰も助けに来ない地獄のような環境だったでしょう。

 

犯行動機

二人の出会いは、2013年頃にネット上のクリスチャン用出会い系サイトでした。

ニコラスは当時24歳の自閉症を患った青年でした。ジプシーに魅かれてオンライン上での関係を続け、愛を育んでいましたが、「母の存在が二人にとって大きな障害になる」という理由で2014年にジプシーから犯行を持ちかけられています。

「たしかにこの犯行はジプシーのアイデアです」と証言もしています。

友達も少なく、職歴も1つしかなかったニコラスは、自由な時間を全てネットと過ごしていました。彼女の望みを叶える喜びは、自尊心を満たすには十分だったのでしょう。

何と殺害後にはジプシーと現場の自宅でセックスにまで興じています。

 

あら美人。

凶器のナイフはジプシーが盗み出したものであり、ジプシー自身が彼を本当に愛していたのかは語られていませんが、現状から救い出してくれるならなんでもよかったことは間違いないでしょう。

 

まとめ

 

公判では、クロディーヌは”代理ミュンヒハウゼン症候群”という精神疾患だったと言います。

ミュンヒハウゼン症候群は、周囲の関心を惹くために病気などのフリをするものなんですが、「代理」というのがたちが悪い。

自分に関心を集めるため、「他人」を利用するんです。

まぁ、人間の行動心理に名前をつけてあたかも病気です的な言い方をするのは好きになれませんが、脳の神経接続やセロトニンなどの分泌異常などと考えると、病気なのかもしれません。

しかし、こいつのやってることはつまり

幼稚園児の「パパみて~」

小学生の鼻バンドエイド

中学生の包帯や眼帯

のようなものです。

 

…俺が小学生の頃、「幽霊が見える」と言っていたことは置いといて…

 

自尊心が満たされない間は、こういった行動に陥りがちだということを、今回の記事の教訓にしたいと思います。

自尊心は自分で満たしましょう。好きなことを発信していれば、おのずと満たされます。

 

 

 


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