ホセ・アントニオ・ロドリゲス・ヴェガ:殺人セールスマンはフェチで身を滅ぼす。

ホセ・アントニオ・ロドリゲス・ヴェガ:殺人セールスマンはフェチで身を滅ぼす。
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どーも皆さんこんばんわ

ゲーム探偵でおなじみ、ガンダルフと申します。

 

世の中には色々なフェチがありますね。

フェチってのは人生に与えられた”縛りプレイ”のようなもので、特殊な物を持ってしまうとそれによって運命を決められてしまうこともあります。

 

最近はよく”好きなことで生きていく”というフレーズを目にしますが、好きが高じて成功する人ばかりということは決してありません。

 

私自身は以前から申していますが

メガネフェチと尻フェチ

 

ダブルパンチですよ。もはや。

私のお眼鏡に合うメガネっ子が居ましたら、是非今すぐ名乗り出て下さい。

大事にします。

 

 

というわけで、今日はフェチによるサイコパス。

 

ホセ・アントニオ・ロドリゲス・ヴェガ

(1957年12月3日~2002年10月24日)

Jose Antonio Rodriguez Vega

 

略歴

スペインのサンタンデール生まれのヴェガ、どうやら気性の荒い質だったようで、若い頃に末期がんを患った父をぶん殴り、母親から家を追い出されています。

このせいなのか元々なのか、彼は家を出てから1978年10月17日に逮捕されるまで

目に付く女性を手当たりしだいレイプして回りました。

 

”女性”に恨みを持つサイコパスは、その理由が幼少期に女性から受けた”虐待”や”差別”が上げられます。女性を直接狙った犯行を行う者は、”女性恐怖症”の発展系であることも。

これにより27年の懲役刑を宣告されたヴェガでしたが、刑務所内での生活は

 

 

超模範的

 

巧みに女性に近づくために身に着けた持ち前のフレンドリーさは、この凶悪犯の刑期を8年短くするのに十分効果的なスキルでした。

 

1986年に釈放された彼は、妻からの願いで離婚。

ヴェガ自身は離婚を望みませんでしたが、結局この後に精神障害を持つ女性と再婚することになります。

 

新たな妻には

ドメスティック・バイオレンスの模範的存在

として虐待に次ぐ虐待を繰り返しました。

しかし、そのフレンドリーさにより周囲の人からは勤勉・良識人・そして良い夫であると考えられていました。

 

彼の抱えるフェチ

 

実はヴェガ

 

極度の老人フェチ

ジェロントフィリアとも呼ばれる精神嗜好性で、日本でも”熟女”のジャンルで楽しまれています。

しかしコイツのフェチは

「60アンダーは対象外」

そんなAVのどこに需要があるのか。私もそんな人にはお会いしたことはありません。彼の抱える闇が深いことは間違いないでしょう。

 

犯行の手口

ヴェガはまず、セールスマンとして老人の家に訪れます。

外見上は誠実でハンサム。なんの疑いも抱かせないその潜入スキルは中々のものですが、この顔は”家に入り込むまで”しか保ちません。

 

家に上がりこむとすぐに豹変し、無抵抗な老女を全力で殴りつけてパンティを脱がしレイプしました。

またプレイスタイルがとてもフェティッシュ

 

 

箒の柄やビンを思うがままにぶち込むんです。

 

そんなフェチまで抱えていたら、そりゃあ一般女性には手に負えません。

イキそうになるとヴェガは老女の首を締め上げ、締まりを良くしてやりますが、もちろんプレイ後に息が戻るわけも無くそのまま殺されます。

 

しかもヴェガは

 

 

超キレイ好き

 

犯行現場がキッチンなり玄関なりであろうとも、必ず老女の遺体をベッドに運び一見自然死に見えるように偽装工作を図ります。

そしてどうやら正しい箒の使い方も知っていたらしく、犯行現場をチリひとつ残さずキレイに清掃し、現場に痕跡を一切残しませんでした。そのせいで、彼が初期に行ったの3件の犯行は全て別の事件だと考えられていたくらいです。

 

 

また、ヴェガは被害者の家から必ず「記念品」を持ち帰ります。

ドレープカーテンで仕切りを作られたワンルームのアパートで、Maríade las Nievesという女性と2人で同居していたにもかかわらず、自分用の部屋には持ち帰った沢山のトロフィーで

豪華な”祭壇”を作り上げていました。

また、殺人の様子やプレイをビデオに収めたモノまで祭壇に飾っており、力の誇示も甚だしい限りだと思います。

 

逮捕に至った経緯

 

冷静な判断力で計算高い連続殺人鬼として、彼は1987年8月から1988年4月までの半年間警察に捕まることなく16名の老女を殺害します。

対象年齢:61~93歳

93歳の方は、もう生かしたままプレイしてあげろよ。

性欲が無くなることなんてないんだから、喜ばれると思うよ。

 

彼の犯行が終わったのは1988年5月19日。サンタンデールの大通りを歩いていたところを警察に突如逮捕されます。

どうやら、逮捕の理由は”同居人”の通報だったようです。

 

 

だから言ったじゃ~ん!!

余計な主張は控えたほうがいいよ。力は誇示するもんじゃなく、いい方向に使うべきだったんだよヴェガ。

 

 

裁判所でも身なりを整え、申し分の無い一般人を装う彼でしたが、宣告された刑は440年の懲役刑。

しかし、当時のスペインでは最高20年しか捕らえておくことが出来ませんでした。このままでは彼が51歳で世に放たれることになります。

 

しかし、今度の刑期中はどうやら模範囚とはいかなかったようでした。

2002年10月25日、サラマンカ西部のトパス刑務所の中庭で、囚人2人の手によって刺し殺されたことでこの世を去りました。享年44歳

恨みを買ったのかなんなのか、彼の人生にふさわしい終わり方なのかもしれませんね。

 

まとめ

いいですか?皆さん。

確かに長く生きてりゃそれだけで偉いとかほざく老害も沢山居ます。

それでも、我々がいま元気に生きているのはその老害達が若い頃に皆さんと同じように苦労していたからです。

お年寄りは大事に!

 

・・・俺も墓参りせんといかんな。