宮崎勤(みやざきつとむ)①:昭和のオタクは危ないと、朝靄カラスも噂する。

宮崎勤(みやざきつとむ)①:昭和のオタクは危ないと、朝靄カラスも噂する。
Pocket

どーも皆さんこんばんわ。

ゲーム探偵でおなじみ、ガンダルフと申します。

 

このブログを立ち上げて早1年

日夜極限状態の心理を探求し続けていたあの日々もはるか遠く、人生の情報発信母艦として立ち上げたあの情熱も

 

 

今やカッチンカッチンに凍り付いております。

 ブログを書かない間、”向上心”という名の大地に少しづつ降り積もった積雪も、今は立派な永久凍土と化しております。

もう一度あの日を取り戻したいとしても、生半可な覚悟で掘り進められるものではございません。

 

毎日の早起きによる時間の捻出

 

溢れかえった英語情報の精査精読

 

昼からビールが飲めないこと

 

そのすべてが私の耳元へ訪れては「いいじゃん書かなくても~」「一銭にもなんないんだしさ~」と甘く語りかけてきます。

しかし、「何かを生産できる能力」というのは得てしてそういうものではないでしょうか。

ジブリ作品でおなじみ、かの宮崎駿監督も以前こう申しておりました。

ちがうこれじゃない

 

 

 

多くの苦労を乗り越えて作り上げた作品が誰かの目に触れ、その人の人生を少しでも動かしてしまう力

それが「生産」

 

やっべwwwwww
カッケエエエェェェwwwww

の精神が戻ってまいりましたので、少しづつでも何かを生み出し続けてみようと思います。

 

さてそれでは、今日はどんなサイコパスをご紹介しましょうか。

…じゃ、宮崎つながりでコイツを。

 

 

宮崎勤 (みやざきつとむ)

(1962年8月21日~2008年6月17日)

東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の犯人

 

 

事件発生

1988年8月22日午後3時

埼玉県入間村の団地に住んでいた少女である今野真理ちゃん(4歳)は、友達の家に遊びに行くと言い残し元気に家を飛び出しました。

しかし、4歳の少女が門限を超えても家に帰ってきません。

18時23分、しびれを切らした父の今野茂雄さんは、「娘が行方不明になった」と警察に通報を入れました。

 

しかしこの電話とほぼ同時刻、真理ちゃんの息の根は止まろうとしていたところだったんです。

 

 

団地を出た後の真理ちゃんは、近くに止められたセダンから降りてきた男に声を掛けられました。

「涼しいところに行かない?」

当日は夏真っ盛り、真理ちゃんは男の質問に素直にうなづくと、男に手を取られて車に乗り込みました。

 

ラジオのボタンを楽しそうにイジクリ回している間、車は八王子方面に向けて走り続けました。

武蔵野橋の手前で右折、五日市方面に向かい一時間半。

新多摩変電所の付近にある雑木林の中、狭い未舗装路の上で車は止まります。

 

男と真理ちゃんは車を降り、蝉の声を聴きながら徒歩で杉や檜に囲まれた山道を進み、小峰峠への登山道に入って2,30分ほど歩いたところで二人は腰を下ろしました。

 

真理ちゃんは、この時今にも泣きだしそうになっていたそうです。

 

ハイキングコースも兼ねた人気のある登山道、泣き声が響けば誰かに聞きつけられるかもしれない。

男は、真理ちゃんを家に連れ帰るつもりはありませんでした。

 

男は彼女の首に手をまわし、喉頭に親指を当て

彼女の命を搾り取りました。

 

小さな身体をジタバタと動かしましたが、必死の抵抗も虚しく真理ちゃんは動かなくなります。

男は動かない真理ちゃんを森の中へ運び込み、優しく服を脱がせ

ビデオを回しながら彼女を犯し始めました。

 

事が済むと、横たわった少女をそこに置き去りにして車へ。

これが26歳印刷会社社員、宮崎勉の第一の殺人でした。

 

宮崎は逮捕されるまでの間、3人の少女を絞殺し性的虐待を加えています。

その行動は東京・埼玉をまたいでおり、11か月間人々を恐怖の底に叩き込みました。

自宅に押し入った警察が見たのは 5,763本ものビデオテープ 。

児童ポルノからスプラッター映画、そしてとりわけ多かったのが

アニメ作品

 

宮崎にとって、殺人は孤独が生み出したファンタジー世界の延長線上にあり、”彼にとってはゲームと同じ、一人芝居のようなものだった”と、青山学院大学教授で心理療法士の石井明氏は語っています。

 

そう、彼はいわゆる

オタク

当時、世間から危険視されていた存在の一人でした。

 

 つづく