エドモンド・ケンパー③:人生の黒幕は本人にも気づかれず傍に立ち続ける

エドモンド・ケンパー③:人生の黒幕は本人にも気づかれず傍に立ち続ける
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どーも皆さんこんばんわ。

ゲーム探偵でおなじみ、ガンダルフと申します。

 

割安だと思って買うと、「じゃあ使い切れよ」という呪縛がのしかかってきますね。

最近私は麻婆丼にハマってまして。

簡単に言うと麻婆豆腐をコメの上に乗せた丼ってだけなんですけど

となるとまずは麻婆豆腐が作れなければならないわけですよ。

幼少期から中華一番や鉄鍋のジャンを読んで育ったこの私

もちろん市販のタレなんて使っていられません。

麻婆のもと1パックで250円とか割高~♪

というちょっとだけ優越感に浸りたいがために買ってきました。

 

甜麺醤&豆板醤

1個900gあります。

 

使い切れるかあああぁぁぁぁ!!!

( ゚Д゚)

 

一般のご家庭でほぼキロ単位の調味料を使い切るのがどれだけ大変だと思ってやがる!

ちょっとした優越感のために2021年5月までにお前らを使い切れとかなんだ。

罰ゲームか。

罰ゲームなのか。

麻婆一杯作るのに使う豆板醤の量はどれくらいだと思う?

小さじぞ?

小さじ1~2杯ぞ?

小さじ一杯3~5gぞ?

今なら心の底から「わしは…、わしはなんということを…」が言えます。

 

ツイッターをフォローしてくれている皆。

これから僕は激辛の道を歩みます。

その道は想像すらできないほどつらく厳しいものとなるでしょう。

ど~ぞ他の方もフォローの上、応援を賜れればと思います。

 

 

エドマンド・エミール・ケンパー三世(Edmund Emil Kemper III)

(1948年12月18日~ )

カリフォルニア州で8人の女性を殺害した連続殺人鬼

通称:コエド・キラー

 

 

ヒッピー文化の隆盛期

1960年代後半のアメリカから生まれた稀代の奇天烈文化「ヒッピー」

彼らは保守的な伝統文化からの解放を願い、自然を愛する自由な生活を求めた人々のことです。

ほとんどの場合、ひげに長髪、ド派手な服装などで社会に反旗を翻し、「己が求めるから自然」としてドラッグや東洋思想と何でもありな新文化を築いていました。

いわゆるカウンターカルチャーというやつですね。

 

カリフォルニア州は当時、このヒッピー文化の隆盛期。

何が良くなかったかってそりゃ

 

誰とでも寝る。

 

ヒッピーたちの心のつながりはとてつもなく強固。

同じ文化を持っていると聞くだけですぐに心を許してしまうその短絡さに問題がありました。

言ってしまえばキリスト教なども似たような社会組織の作り方をしてはいますが、ヒッピーたちの身を守ってくれる後ろ盾のような力を持った人はいません。

そりゃそうです。そういった力を拒んだことで生まれた文化ですから。

 

こんなのもう殺人フェチにとっては

 

くまのプーさんが下半身晒したまんまハチミツもって渋谷ハロウィン歩いてるようなもんですよ。

無事に帰ってこれると思ってる方がどうかしてますね。

 

ケンパーの事件が続く3月4日、サンマテオ郡のハイウェイ1号線の付近で人間の頭骨と顎の骨が見つかります。

これはケンパーの犯行ではなかったようです。しかしこの骨

頭骨と顎部でまったく別の人物の物だったんです。

 

異なる遺体が近しい場所に捨てられていたのか。

それとも同一犯が二つの遺体をそこに捨てたのか。

細かいことはわかりません。この骨は現在でも身元不明です。

当時行方不明になっていたヒッチハイカーの人数すらわかっていないのです。多すぎて。

それぐらい殺人が大ブームになってしまっていたという一例ですよもはや。

平和を愛したヒッピーたちが徐々に姿を消していった理由は、人を信じられなくなったせいなのかもしれませんね。

 

妨害

 

当時のマスコミは、ケンパーを含めその他殺人を格好のネタであると受け止めたようです。

ほぼ毎晩のように新たな事件が起こっており、独自の調査と歪んだ思考から様々な点に注目した記事を書き連ねました。

断頭されバラバラにされた遺体は、専門的な知識を持つ者の犯行である。

死体は足を下にした斜めの状態で寝かされていた。つまりは血を抜くためだ。

シンシア・シャルのアキレス腱が薄くスライスされていた。この犯人は遺体を食べようとしていた。

犯人はレズビアンである。何故なら……。

犯人は肉屋である。何故なら…。

 

 

もうええわ!

ことごとく外しくさりやがって。今から自分の書いた記事全部見直してこいボケが。

 

と他人事とは思えない罵詈雑言を発したところで止めておきます。

このマスコミの偏向報道により、捜査は混乱を極めたことは言うまでもないでしょう。

下手に動けばマスコミに叩かれたことも付け加えておかねばなりません。

つまり、市民を守るための警察司法に殺人を止める力はほとんどなかったんです。

その市民によって奪われたから。

 

しかしその後、予想外のことが起こります。

警察に、犯人と思われる人物から電話がかかってきたのです。

 

1973年4月23日

サンタクルーズ警察は、信じられない電話を受けました。

それはコロラド州プエブロの電話ボックスからで「殺人を犯した」と話してきます。

 

電話の主はケンパー本人。

この時の彼は、全てに決着をつける覚悟が出来ていたようです。

 

 

第一の犯行メアリーとアニータ

拉致後、アニータをトランクにしまい込んだのちにメアリーと車内で

ビニール袋を頭にかぶせたままSEX

抵抗するメアリーにイラつき、ナイフで何度も刺した後にのど元を搔き切りました

アニータはトランクから引き釣り出した後、より大きなナイフで喉を切り裂きました

アパートに連れ帰った遺体はバラバラにしたあと、しばらくは頭部をトロフィーとして部屋に保管。その後、渓谷に捨てました。

 

第二の犯行クー・アイコ

ダンス教室に通う15歳の少女を連れ去り、山中の駐車場で

完全に窒息死するまで絞め殺しました。

車の外で死姦を済ませ、トランクにしまい込んだまま地元のバーで数杯のビールを楽しんだ

母親の家に持ち帰りベッドで解体作業を行います。

 

第三の犯行シンディ・シャル

シンディを捕まえる頃にはケンパーは0.22口径の銃を購入しており、その銃で彼女の頭を打ち抜きました。

その弾丸を頭骨の内部に留めたまま、母親が出かけている隙に母親の家で遺体とSEX。

浴室で痕跡を残さない様注意深く解体し、家の裏に頭部を”母の寝室を見えるよう上向きに”埋め、ビニール袋に身体を入れて崖から頬り捨てました。

 

第四の犯行ロザリンドとアリス

見た目は普通で喋りは饒舌なケンパーにヒッチハイカー二人はまんまと引き寄せられました。

今回は車を止めることすらしません。

走行中に景色の綺麗な助手席側を見るよう指差し、そのまま頭部に発砲。

すぐに後部座席のアリスに数回発砲。アリスはなかなか死ななかったそうです。

両者とも遺体を母親の家でレイプし、バラバラにして外へ捨てました。

 

 

 

これがケンパ-が認めた犯行の数々です。

全てかどうかはわかりません。

なんてったってヒッピーは自由を愛するがゆえに、生き方からすでに痕跡を残しづらいんですから。

 

何故再度犯行を振り返ったかというと、実はこの事件のほとんどが

母親との確執を元に行われたものだとケンパー自身も最後まで思っていたからでした。